ELITE QUBO(エリート キューボ)は、イタリアの名門ブランドELITEが製造するコストパフォーマンスに優れたサイクルトレーナーとして、多くのサイクリストから高い評価を得ています。特に3万円台から購入できる価格帯でありながらスマートトレーナーとしての機能を備えている点が、ユーザーから支持される最大の理由です。ZWIFTなどのバーチャルサイクリングアプリとの連携が可能で、天候に左右されない室内トレーニング環境を手軽に構築できることから、初心者からベテランまで幅広い層に選ばれています。
この記事では、ELITE QUBOシリーズの評判を徹底的に検証し、製品の特徴やメリット・デメリット、実際の使用感、他製品との比較まで詳しく解説します。これからインドアトレーニングを始めたい方、ZWIFTデビューを検討している方、そして購入前に実際の評判を知りたい方にとって、参考になる情報をお届けします。
- ELITE QUBOとは何か
- ELITE QUBOが評判になっている理由
- ELITE QUBOシリーズの主要モデルと評判
- エラストGELローラーの評判
- 対応ホイールサイズと汎用性の評判
- ELITE QUBOとZWIFTの連携に関する評判
- 通信機能がないモデルでのZWIFT利用
- インドアトレーニングのメリットに関する評判
- ELITE QUBOのデメリットと注意点
- 騒音・振動対策の方法と評判
- ローラー台専用タイヤの重要性
- ELITE QUBOを使った効果的なトレーニング方法
- ELITE My E-Trainingアプリの評判
- ELITE QUBOの購入時に確認すべきポイント
- ELITE QUBOがおすすめな人とそうでない人
- 他のローラー台との比較
- ELITE QUBOの評判に関する総合評価
ELITE QUBOとは何か
ELITE QUBOとは、1979年創業のイタリアのサイクルアクセサリーブランドELITEが製造する、タイヤドライブ式の固定ローラー台シリーズのことです。「QUBO」はイタリア語で「立方体」を意味し、安定した四角いフレーム構造が名前の由来となっています。
ELITEというブランドは、ホームトレーナー、ボトル、ボトルケージの研究開発と製造に特化してきた歴史を持ちます。その品質の高さは世界中で認められており、UCIワールドツアーにおいて最も高い採用率を誇るブランドです。世界最高峰のレースシーンで、トップレーサーたちが使用する製品を製造している信頼のブランドが手がけるローラー台、それがELITE QUBOシリーズです。
特筆すべきは、ELITEがスマートトレーナーのパイオニアであるという点です。約20年前に世界初のスマートトレーナー「リアルアクション」を発表したのはELITEでした。その後、後輪を外してバイクをトレーナーに直接設置する世界初のダイレクトドライブ式スマートトレーナーも発表し、多くのブランドが追随することになりました。このような技術革新の歴史を持つブランドが製造するQUBOシリーズは、長年の経験と技術が凝縮された製品といえます。
ELITE QUBOが評判になっている理由
ELITE QUBOシリーズが多くのサイクリストから評判になっている理由は、「スマートトレーナーの機能を手頃な価格で実現している」という点に集約されます。
スマートトレーナーの多くは後輪を外す「ダイレクトドライブ式」が主流となっており、価格帯は10万円以上するモデルが大半を占めています。一方でELITE QUBOシリーズは、従来の「タイヤドライブ式」を採用することでコストを削減しながらも、ANT+およびBluetoothワイヤレス通信機能を備え、ZWIFTをはじめとする各社トレーニングアプリとの連携を実現しています。
また、QUBOフレームは自重式設計を採用しており、バイクの自重によってタイヤをローラーに押し当てることで、実走感の高い自然な負荷がかかる仕組みになっています。この設計により、ペダリング時の安定感が抜群で、初心者でも安心して使用できるという評価を得ています。
さらに、トレーナーの水平を出すのに役立つ「レベリングフィート」も装備されています。床が完全に水平でない環境でも、微調整によって安定した設置が可能です。ファストフィキシングメカニズムにより、バイクの取り付け・取り外しが容易に行える点も、ユーザーから好評を得ているポイントです。
ELITE QUBOシリーズの主要モデルと評判
ELITE QUBOシリーズには複数のモデルがラインナップされており、それぞれに特徴があります。ここでは主要な3つのモデルについて、その特徴と評判を詳しく見ていきます。
QUBO DIGITAL SMART B+の特徴と評判
QUBO DIGITAL SMART B+は、QUBOシリーズの中でも最も機能が充実したスマートトレーナーモデルです。100V駆動の電子制御マグネティック負荷ユニットを搭載しており、ANT+およびBluetoothワイヤレス通信機能を備えています。これにより、スマートフォンやポータブルデバイスとの接続が簡単に行えます。
ANT+/FE-Cプロトコル採用で、ZWIFTをはじめとする各社トレーニングアプリとの連携が可能という点が、このモデルの最大の特徴です。最大出力は1,600Wもの高負荷に対応しており、本格的なパワートレーニングが可能です。「低ケイデンス高負荷」のリアルな登坂負荷を最大6%まで自動で再現します。
価格帯は3万円台からと、スマートトレーナーとしては非常にリーズナブルです。「まずはスマートトレーナーを試してみたい」「ZWIFTを低予算で始めたい」という方から特に高い評価を受けています。ただし、再現可能な負荷が斜度6%までという制限があるため、急勾配の登坂シミュレーションには向いていないという点は、購入前に理解しておく必要があります。
QUBO FLUIDの特徴と評判
QUBO FLUIDは、ELITEトレーナーラインナップの中で最も静粛性の高い負荷ユニット「パワーフルード」を搭載したベストセラーモデルです。
エリート独自のフルード負荷ユニットにより、マグネット式のものに比べて、より静かで実走感の高いスムーズな負荷を実現しています。フルード(オイル)による抵抗は、ペダルを回すスピードに応じて自然に負荷が変化するため、実際の道路を走っているような感覚を得ることができます。
静粛性を重視する方、特に集合住宅にお住まいの方や、夜間にトレーニングを行う方から高い評価を得ているモデルです。騒音問題は室内トレーニングにおいて大きな課題となることが多いため、この点を重視するユーザーにとってQUBO FLUIDは有力な選択肢となっています。
QUBO パワーマグの特徴と評判
QUBO パワーマグは、安定性と実走感の高いQUBOフレームに、大型フライホイールを装備した強力なマグネット負荷ユニットを組み合わせたモデルです。
最大負荷は1,420Wとパワフルで、リモコン式の調節レバーで負荷を8段階に調整できます。低ケイデンスでも高い負荷をかけられるので、本格的なパワートレーニングも可能です。手元のレバーで負荷を調整できるため、インターバルトレーニングなど、負荷を頻繁に変更するトレーニングに適しています。
スマート機能は搭載されていませんが、シンプルな操作性と堅牢な作りで、長期間使用できる信頼性の高いモデルとして評価されています。「アプリ連携は不要だが、しっかりとしたトレーニングがしたい」という方に選ばれています。
エラストGELローラーの評判
ELITE QUBOシリーズの評判において、必ず言及されるのが「エラストGELローラー」の存在です。
QUBOシリーズの後輪接地面には、このエラストGELローラーが採用されています。エラストGELローラーは、従来品との比較で「騒音を50%」「タイヤの摩耗を20%」も低減することに成功しました。タイヤドライブ式の弱点である騒音とタイヤ摩耗の問題を大幅に改善しており、集合住宅での使用や、タイヤの寿命を気にする方にも配慮された設計となっています。
タイヤドライブ式のローラー台は、構造上どうしても騒音が発生しやすく、また後輪タイヤの摩耗が避けられないという課題がありました。ELITEはこのエラストGELローラーの開発により、これらの課題に対する解決策を提示しています。この技術的な取り組みが、ELITE QUBOシリーズの評判を支える重要な要素となっています。
対応ホイールサイズと汎用性の評判
ELITE QUBOシリーズは、20インチから29インチまでの幅広いホイールサイズに対応しています。ロードバイクはもちろん、クロスバイク、MTBなど、様々な自転車で使用することができます。
この汎用性の高さは、複数の自転車を所有しているサイクリストや、家族で自転車を楽しんでいる方から高く評価されています。1台のローラー台で様々な自転車に対応できるため、コストパフォーマンスの面でも優れた選択となります。
ELITE QUBOとZWIFTの連携に関する評判
ELITE QUBOシリーズ、特にQUBO DIGITAL SMART B+の評判において、ZWIFTとの連携のしやすさは非常に重要なポイントとなっています。
ZWIFTはアメリカで誕生したバーチャルサイクリングサービスで、ローラー上を走る自分と連動して、画面上のアバターが仮想のサイクリングコースを走ります。世界をリードするオンラインインタラクティブサイクリングゲームとして、ビデオゲームのようなインターフェースを使ってワークアウトができます。構造化されたトレーニングやレースでスキルを磨き、FTP(機能的閾値パワー)を向上させることが可能です。
ZWIFTは月額1,650円(税込)で利用でき、7日間の無料トライアルも用意されています。ELITE QUBO DIGITAL SMART B+は、BluetoothとANT+両方の通信規格に対応しているため、ZWIFTとの接続が簡単に行えます。
接続に必要なものは、ELITE QUBO DIGITAL SMART B+本体、ZWIFTを動かすデバイス(パソコン、タブレット、スマートフォン、Apple TVなど)、インターネット接続環境です。ZWIFTの公式サイトにアクセスしてアカウントを作成し、アプリをインストールしてログインします。ELITE QUBOの電源を入れ、ペダルを回してセンサーを起動させ、Zwiftアプリ内でスマートトレーナーをペアリングすればスタートできます。
この接続の簡便さが、初めてスマートトレーナーを使う方からも「思ったより簡単に始められた」という評価につながっています。
通信機能がないモデルでのZWIFT利用
QUBO FLUIDやQUBO パワーマグなど、通信機能を持たないタイヤドライブ式のローラー台でも、別途スピードセンサーやケイデンスセンサーを購入することでZWIFTを使用できます。
センサー類は「Bluetooth」または「ANT+」という通信方法を使用しています。パソコンやタブレット側の通信方式と、センサー側の通信方式が合っているか確認が必要です。デバイス側に「Bluetooth」機能が備わっていても、センサー側が「ANT+」のみ対応だと接続ができません。その場合は「ANT+ドングル」を購入する必要があります。
また、ELITE社純正のホームトレーナー用ワイヤレスセンサー「MISURO B+」を使用することで、通信機能を持たないローラー台をスマートトレーナー化することも可能です。このセンサーをELITEの対応しているローラー台へ取り付けることで、スピード、ケイデンス、パワー(出力W)がBluetoothまたはANT+でスマホやサイコンへ表示できるようになります。
インドアトレーニングのメリットに関する評判
ELITE QUBOを使用したインドアトレーニングには、多くのメリットがあります。これらのメリットが、ユーザーからの高い評判につながっています。
天候や環境に左右されない点が最大のメリットです。雨天でも欠かさずトレーニングすることができ、真夏の猛暑や真冬の寒さを避けて、快適な室内で運動できます。日本では梅雨や真夏の猛暑、冬の寒さなど、屋外でのライドが難しい時期が多くあるため、この点は特に重要です。
温度管理が容易であることも大きな利点です。エアコンや扇風機を使用して、理想的な環境でトレーニングに集中できます。
バーチャルライドの楽しさも見逃せません。ZWIFTなどのアプリを使用すれば、世界中のサイクリストと一緒に走ることができます。住んでいる場所が違うライダーと一緒に走れるのは、屋外のライドにはない楽しみです。
安全性の面でも優れています。交通事故のリスクがなく、転倒の危険性も低いため、安心してトレーニングに集中できます。
時間効率の良さも特筆すべき点です。着替えや準備、帰宅後の片付けの時間を短縮でき、限られた時間を有効に活用できます。
ELITE QUBOのデメリットと注意点
ELITE QUBOシリーズを選ぶ際には、いくつかのデメリットや注意点も理解しておく必要があります。公平な評価のために、これらの点についても詳しく解説します。
騒音問題への対応
騒音問題は、特に集合住宅にお住まいの方にとって大きな課題です。チェーンや回転体が回る音は意外と大きく、特に夜間は近隣への配慮が必要です。ローラー台の回転体から発生する「ブーン」という低周波音は、床を通じて響きやすい特徴があります。
ELITE QUBOのエラストGELローラーは騒音を50%低減していますが、完全に無音というわけではありません。極めて静粛性を求める方で、深夜に高強度トレーニングを行う場合は、ダイレクトドライブ式の方が適している可能性があります。
タイヤの摩耗
タイヤドライブ式の場合、リアタイヤの摩耗が発生します。エラストGELローラーによりタイヤの摩耗を20%低減していますが、長期間使用すると後輪タイヤの消耗は避けられません。ローラー専用タイヤを使用することで、高価な屋外用タイヤを消耗せずに済みます。
斜度再現の制限
QUBO DIGITAL SMART B+の再現可能な負荷は斜度6%までです。急勾配の登坂シミュレーションを重視する方には、この点が物足りなく感じる可能性があります。本格的なヒルクライムトレーニングには、より高い斜度を再現できるハイエンドモデルの方が適しています。
実走との違い
固定ローラーは負荷をかけてフィジカルを鍛えるには向いていますが、ダンシングなど実走で生かせるスキルは磨きにくいという側面があります。下り坂のスピード感がない点、空力に優れたフォームづくりや勾配変化に伴う重心移動など、実走でしかできないこともあります。
騒音・振動対策の方法と評判
ELITE QUBOを含むローラー台の騒音・振動対策について、多くのユーザーが様々な方法を試しています。効果的とされている対策方法を紹介します。
専用防振パッド「ブルカット」
GROWTACの「ブルカット」は、ローラー台の振動を72%除去する効果があるとされています。一般的なトレーニングマットが8%程度の防振効果であるのに対し、非常に優れた防振性能を持っています。トレーニング中も車体が安定しており、階下に響く感じもなく、負荷をかけてもケイデンスを上げても大丈夫という評価があります。
マットの重ね敷き
クッションマットと専用マットのダブル使用が効果的です。専用マットでローラー台からの振動を軽減し、クッションマットでわずかな共振も吸収することで、かなりの防音効果が得られます。
バランスディスクを使った対策
バランスディスクの上に板を置き、その上にローラー台を置く方法も効果的です。バランスディスクが音と振動を吸収し、「全く音がしなくなった」という評価もあります。
ただし、あまり色々な素材を挟みすぎて安定感が損なわれると、ローラー台や自転車が大きく揺れてしまい、逆にその揺れが原因となって振動が発生することもあります。「なるべく剛性の高い床をつくる」ことも念頭に置く必要があります。
ローラー台専用タイヤの重要性
タイヤドライブ式のELITE QUBOを使用する場合、ローラー専用タイヤの使用がおすすめです。専用タイヤは騒音やタイヤ屑を減らす効果があり、高価な屋外用のタイヤを消耗せずに済みます。
ローラー台専用タイヤは、ローラーと噛み合うような構造になっているので、タイヤの摩耗が少なく、通常のロードバイクタイヤよりも寿命が長くなります。これらの専用タイヤは、少なくとも半年以上、4,000km程度は使用できます。室内専用の素材で、静音・制震・粉塵に特化しており、普通の使い方であれば2年ほどは使えます。
メンテナンスについては、適正な空気圧(7bar程度)にして、タイヤが凹むくらい固定ローラーを押し付けるのがメーカー推奨の方法です。使っているうちにカスが出るようになった場合は、接地圧が弱くなっている可能性があるので調整が必要です。
重要な注意点として、ローラー台で回す場合、後輪のブレーキは絶対に使ってはいけません。勢いよく回っている後輪に急ブレーキをかけると、後輪とローラーとの摩擦が急上昇し、タイヤもしくはローラーが激しく磨耗します。あらかじめ後ブレーキのクイックレバーを緩めておくことが推奨されます。
また、ローラー台専用タイヤは屋外での使用を想定していないため、紫外線による劣化対策を施していません。屋外での実走行はできないと考えてください。
ELITE QUBOを使った効果的なトレーニング方法
ELITE QUBOを使用した効果的なトレーニング方法について、ユーザーの間で評判の高いメニューを紹介します。
初心者向けのトレーニング
ペダリングスキル向上トレーニングは、初心者が最初に取り組むべきメニューです。時間は10分から30分、ギアはなるべく軽く、ケイデンスは100以上を目標に、週1回からスタートします。
LSD(低強度持久走)トレーニングは、基礎筋力向上と、体幹を使ってペダルを踏む練習になります。時間は30分から60分でなるべく長めが望ましく、ギアはアウターで息が弾まない程度の重さ、ケイデンスは70台で行います。
時間別メニュー
20分メニューは、ウォーミングアップ5分、メイン10分(120rpm、負荷軽め)、クールダウン5分で構成します。短時間でも高ケイデンスを維持することで効果的なトレーニングになります。
30分メニューは、アップ5分、メイン20分(95rpm)で、3分30秒やや負荷を上げて30秒ハードという組み合わせを5本行います。
高ケイデンス走の効果
30分間軽いギアで高回転を維持するトレーニングです。目標は100rpm以上を継続することです。ポイントは「ゴンゴン踏むのではなく、できるだけきれいに回すことを心がける」ことです。
この練習を継続すると、トレーニングで110rpmや120rpmで回していると、実際に外を走って90rpmで漕ぐとものすごく楽に感じられるようになります。
継続の重要性
毎日ローラーに乗り続けることは、かなり効果があると言われています。一定の負荷がかかっている状態で短時間でもロードバイクに乗るというのは、想像以上の効果があります。大事なのは1回1回集中することです。短い時間でも1回の練習を大事にしましょう。そして継続が何よりも重要です。継続なくして効果は出てきません。
トレーニング時の注意点
室内トレーニングでも熱中症は起こります。扇風機で風を起こせば汗の気化が促進され、表面温度を下げることができます。エアコンを使って室温自体を下げることも効果的です。
発汗が多いため、ローラー台の下にはシートを敷いておくことをおすすめします。汗がサイクルトレーナーの金属部品にダメージを与える可能性があるため、トレーニング後は自転車を拭いてメンテナンスを行うことで、腐食のリスクを最小限に抑えることができます。
ELITE My E-Trainingアプリの評判
ELITE純正のトレーニングアプリ「My E-Training」についても、ユーザーから一定の評価を得ています。
My E-TrainingはELITE純正のトレーニングアプリで、スマートフォン、タブレット、パソコンで利用できます。iOS、Android、Windows、MacOSに対応しています。
1日10分間までの利用は無料で、すべての機能を試すことができます。継続して利用するには年間利用ライセンスの購入が必要です。年間利用料は約20ユーロ(約3,000円程度)で、他社トレーニングアプリと比較するとかなり良心的な価格設定となっています。ZWIFTの月額1,650円と比較すると、年間を通じてのコストを抑えたい方には魅力的な選択肢です。
ELITE QUBOの購入時に確認すべきポイント
ELITE QUBOを購入する際に確認すべきポイントについて、ユーザーの経験をもとに解説します。
静音性の確認
自宅でのトレーニング用として使いたい方は、静音性に優れたサイクルトレーナーを選びましょう。ELITE QUBO FLUIDはフルード負荷ユニットにより高い静粛性を実現しています。集合住宅にお住まいの方は、この点を特に重視することをおすすめします。
設置スペースの確認
購入前に設置スペースをチェックしましょう。本体の置き場所はもちろん、スムーズに乗降できるかどうかも大切です。常に広げておけない環境や持ち運びには、折りたたみ式が重宝します。
価格帯の検討
ELITE QUBOシリーズは3万円台から購入可能で、スマートトレーナーとしては非常にリーズナブルです。まずはローラー台を試してみたいという初心者の方には、手頃な価格帯のモデルがおすすめです。
保証・サポートの確認
高額な買い物なので、保証の有無は重要なポイントです。保証期間はメーカーによって異なり、短いと1年間、長いと2年間などがあります。ELITEは国内に正規代理店があるため、サポート面でも安心です。
ELITE QUBOがおすすめな人とそうでない人
ELITE QUBOシリーズが特におすすめな人と、他の製品を検討した方が良い人について整理します。
ELITE QUBOがおすすめな人
手軽にスマートトレーナーを試してみたい方に最適です。高価なダイレクトドライブ式に手を出す前に、まずはタイヤドライブ式で体験してみたいという方にぴったりです。
ZWIFTを低予算で始めたい方にもおすすめです。「すぐに飽きるかもしれないので、高額なスマートローラーには手を出しにくい」という方でも、ELITE QUBOならお試しとして考えられる価格帯です。
日々のフィットネスを楽しみたい方に向いています。「ガッツリ本気で走る」というよりも、「日々のフィットネスにZWIFTをプラスして楽しみたい」というファンライダーには特におすすめです。
寒い時期はインドアトレーニングに切り替えたい方、雨の日でもトレーニングを続けたい方にも適しています。
他の製品を検討した方が良い人
急勾配の登坂シミュレーションを重視する方には向いていません。QUBO DIGITAL SMART B+の再現可能な負荷は斜度6%までのため、本格的なヒルクライムトレーニングには不十分な場合があります。
極めて静粛性を求める方で、深夜に高強度トレーニングを行う場合は、ダイレクトドライブ式の方が適している可能性があります。
プロレベルの精度を求めるトレーニングには、より高精度なパワー計測ができるハイエンドモデルの方が適しています。
他のローラー台との比較
ELITE QUBOシリーズの評判を正しく理解するために、他のタイプのローラー台との比較も重要です。
ダイレクトドライブ式との比較
ダイレクトドライブ式は、自転車の後輪を取り外して、チェーンをローラー台側のスプロケットに直接設置するタイプです。タイヤやホイールを介さないことで、タイヤやホイールの消耗を防ぎ、それらからくる騒音も大幅に抑えられます。パワーメーターが内蔵されているモデルも多く、高精度なパワー計測が可能です。ただし、価格帯は10万円以上するモデルが多く、初期投資が大きくなります。また、本体重量が重い傾向があります。
ELITE QUBOは価格面でダイレクトドライブ式より大幅に安く、手軽にスマートトレーナーの世界に入ることができるという点で優位性があります。
3本ローラーとの比較
3本ローラーは、前輪部に1つ、後輪部に2つの合計3つのローラーの上で、バランスを取りながらペダルを回すタイプです。自転車を固定しないため、実走に近い感覚でトレーニングできます。ペダリング技術の向上やフォームの改善に効果的ですが、バランスを取るのが難しいため、どちらかというと上級者向けです。また、騒音や振動が大きいため、集合住宅での使用には注意が必要です。
ELITE QUBOは固定式のため安定感があり、初心者でも扱いやすいという点でメリットがあります。
ELITE QUBOの評判に関する総合評価
ELITE QUBOシリーズは、「コストパフォーマンスに優れたスマートトレーナー入門機」として、多くのサイクリストから高い評価を得ています。
1979年の創業以来培われたELITEの技術と、スマートトレーナーのパイオニアとしての経験が凝縮された製品です。タイヤドライブ式を採用することでコストを抑えながらも、ANT+やBluetoothによるワイヤレス接続、ZWIFTをはじめとする各種トレーニングアプリとの連携など、スマートトレーナーとしての機能を十分に備えています。
安定感のあるQUBOフレーム、騒音とタイヤ摩耗を軽減するエラストGELローラー、最大1,600Wの高負荷対応など、実用的な機能も充実しています。3万円台から購入できる価格帯は、「まずはスマートトレーナーを試してみたい」という方にとって、大きな魅力です。
一方で、斜度6%までという負荷の制限や、タイヤドライブ式特有の騒音問題、タイヤの摩耗といったデメリットも存在します。これらの点を理解した上で、自分のトレーニングスタイルや住環境に合った製品を選ぶことが重要です。
ZWIFTの世界に足を踏み入れるための入門機として、あるいは天候に左右されないトレーニング環境を手に入れるための第一歩として、ELITE QUBOは多くのサイクリストにとって最適な選択肢といえるでしょう。インドアトレーニングは、正しい機材選びと適切な使い方によって、効果的かつ楽しいものになります。

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