シマノ PD-RS500の評判は、初心者向けビンディングペダルとして非常に高い評価を得ています。楽天市場では15件のレビューで平均評価4.6を獲得しており、「装着した瞬間に買って良かったと思った」「上位グレードより着脱が簡単」といった声が多数寄せられています。2019年4月に発売されたこのエントリーグレードのSPD-SLペダルは、上位モデルの105やアルテグラを踏襲したデザインと機能を持ちながら、初心者でも扱いやすい軽いスプリングテンション設定が可能な点が最大の特徴です。標準価格は9,177円(税込)前後と手頃で、ビンディングペダルデビューを検討している方にとって最適な選択肢となっています。
シマノ PD-RS500とは何か
シマノ PD-RS500は、シマノのSPD-SLペダルラインナップの中で最も価格を抑えたエントリーモデルです。SPD-SLとは、シマノが開発したロードバイク向けのビンディングシステムで、シューズとペダルを固定することでペダリング効率を大幅に向上させることができます。PD-RS500は上位グレードの105やアルテグラ、デュラエースといったペダルを踏襲したデザインを採用しており、見た目にも安っぽさを感じさせない仕上がりとなっています。
このペダルが初心者から高い評判を得ている最大の理由は、着脱が容易な軽いスプリングテンション設定が可能な点にあります。ビンディングペダルを初めて使う方にとって、クリートの着脱は大きな不安要素ですが、PD-RS500はその不安を軽減するための工夫が随所に施されています。
PD-RS500の基本スペック
PD-RS500の主な仕様について詳しく見ていきましょう。ペダルタイプはSPD-SLで、ビンディングは片面タイプとなっています。ペダル軸の材質にはクロモリ鋼が使用されており、耐久性と軽量性のバランスが取れた設計です。ボディ材質は樹脂製(Resin)で、軽量化とコストパフォーマンスの両立を実現しています。
ペダル軸のネジ寸法は9/16インチで、一般的なロードバイクのクランクに対応しています。ロードクリアランスは30度となっており、コーナリング時にペダルが地面に接触するリスクを軽減する設計です。参考重量は320g(ペア)で、カラーはブラックのみの展開となっています。
付属するクリートはSM-SH11(黄色)で、可動域6度のセルフアライニングモードタイプです。このクリートは初心者に最も推奨されるタイプで、膝への負担を軽減しながら適度な遊びを確保しています。スプリングテンションの調整範囲は3.0kgから6.3kgで、これは上位グレードの4.5kgから8.3kgと比較して、より弱い固定力まで調整できることを意味しています。
PD-RS500の評判と実際のユーザーレビュー
PD-RS500の評判について、実際のユーザーレビューを詳しく見ていきましょう。楽天市場では15件のレビューで平均評価4.6という高評価を獲得しており、多くのユーザーから好意的な声が寄せられています。
「装着した瞬間に買って良かったと思った。ペダルをしっかり回せる感じがする。ペダル1つでこんなに変わるのかと驚いた」という声があり、フラットペダルからの乗り換えで明確な違いを実感しているユーザーが多いことが分かります。
「上位グレードのペダルより靴との着脱が簡単。自分の好みに応じて調整もできるが、最初は最弱で使うのがお勧め」というアドバイスも寄せられており、初心者への配慮が評価されています。スプリングテンションを最弱に設定することで、クリートの着脱に対する不安を軽減できる点が高く評価されています。
「当初は軸の回転がかなり渋いですが、100kmも使えば、クルクル回りだします。クリートキャッチもしやすい」という使用感の報告もあり、使い込むことで回転が滑らかになる特性があることが分かります。
特に注目すべきは「このペダルからアルテに交換しましたが、違いは全くでません。情けないですが、貧脚にはRS500で十分だと思います」という正直な感想です。この声からも分かるように、ホビーライダーにとってはエントリーモデルのPD-RS500でも十分な性能を発揮することが実証されています。
PD-RS500が初心者に最適な理由
PD-RS500が初心者に最適とされる理由は複数あります。まず、スプリングテンションの調整幅がワイド化されている点が挙げられます。固定力の調整範囲は3.0kgから6.3kgとなっており、105以上の上位ペダルの4.5kgから8.3kgと比較して、最も弱い固定力まで調整できます。クリートの着脱に不安のある初心者にとって、この軽いテンション設定は立ちゴケ防止に大きく貢献します。
次に、ワイドプラットフォームの採用があります。PD-RS500は樹脂製の軽量ボディとともに、踏み面の広いワイドプラットフォームを採用しており、効率的なパワー伝達性を実現しています。横幅が広いため、ペダルに力を伝えやすい構造になっています。踏み面にはステンレスプレートが配置されており、クリートの着脱による擦れからボディを保護し、長期間使用してもボディの摩耗を抑えることができます。
さらに、2019年4月に発売されたPD-RS500は、105やアルテグラのように横幅が広くなり、より力を加えやすい構造となりました。以前のエントリーモデルであるPD-R540-LAは縦長のペダルでしたが、PD-RS500は今どきの横幅が広いタイプとなっており、デザイン面でも大きく進化しています。見た目も上位モデルに近いデザインで、エントリーモデルながら高級感があります。
コストパフォーマンスの高さ
PD-RS500は、ロード用エントリーグレードのSPD-SLペダルとして、優れたコストパフォーマンスを実現しています。ペダルボディを樹脂製にすることで、軽量化とコスト削減を同時に達成しています。以前の初心者向けペダルであるPD-R540-LAが約6,000円、PD-R550が約8,000円だったことを考えると、PD-RS500の登場によって、より手頃な価格でビンディングペダルデビューが可能になりました。
標準価格は9,177円(税込)前後で販売されており、ビンディングペダルを試してみたいという方でも気軽に購入できる価格帯です。上位モデルと同等のワイドプラットフォーム設計により、効率的なペダリングが可能でありながら、初心者でも手が届きやすい価格設定となっています。
SPD-SLクリートの種類と選び方
PD-RS500を使用する際には、SPD-SLクリートの種類について理解しておくことが重要です。シマノのSPD-SLクリートには3種類があり、それぞれフローティング角度(いわゆる「遊び」)が異なります。
SM-SH10(赤色)は固定モードで、フローティング角度は0度です。ペダル装着時にシューズとペダルが完全に固定され、遊びはありません。完全に固定されているため、パワーロスを極力抑えたいスプリンターやプロのアスリートに最適ですが、足首への負担が大きくなるため、初心者には推奨されません。
SM-SH11(黄色)はセルフアライニングモードで、フローティング角度は6度(各方向に3度)です。ペダル装着時に左右方向に適度な遊びがあり、カジュアルなフィットネスサイクリストの間で最も人気があります。自由な動きと関節へのストレス軽減に役立つため、サイクリングが初めての場合や、膝の痛みを経験している場合、柔軟性がない場合に最適なクリートです。PD-RS500には、このSM-SH11が付属しています。
SM-SH12(青色)はフロントセンターピボッティングモードで、フローティング角度は2度(各方向に1度)です。赤と黄色の両方の良さを合わせもつクリートで、狭い範囲の動きが可能でありながら、高いペダリング効率を実現します。フロートのピボットポイントはクリートの前面にあり、横方向のスライド運動を排除します。
初心者がまず使用するのはSM-SH11(黄色)で、慣れてきたらSM-SH12(青色)、そしてSM-SH10(赤色)と試してみることをお勧めします。各クリートセットの価格は約2,494円です。
シマノSPD-SLペダルのグレード比較
シマノのSPD-SLペダルには複数のグレードがあります。それぞれの特徴を比較して、PD-RS500の位置づけを理解しましょう。
| モデル | グレード | 重量(ペア) | ボディ材質 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| PD-R9100 | デュラエース | 228g | カーボンコンポジット | 最軽量、スタックハイト最低 |
| PD-R8000 | アルテグラ | 248g | カーボンコンポジット | スタックハイト15.4mm |
| PD-R7000 | 105 | 265g | カーボンコンポジット | 初心者から上級者まで対応 |
| PD-RS500 | エントリー | 320g | 樹脂製 | コスパ優秀、テンション調整幅広い |
PD-R9100(デュラエース)はシマノのフラッグシップモデルで、重量は228g(ペア)と最軽量です。スタックハイト(ペダル軸から踏み面までの距離)が最も低く、踏み込んだ時のダイレクト感や安定感が大きくアップします。カーボンコンポジット素材のカーボン繊維の量が他のグレードより明らかに多いとされています。
PD-R8000(アルテグラ)はデュラエースに次ぐ上位モデルで、重量は248g(ペア)、スタックハイトは15.4mmです。内部構造はデュラエースとは異なり、軸受けとなるベアリングはペダルボディの中央部に集約されています。
PD-R7000(105)はミドルグレードに位置するモデルで、重量は265g(ペア)、スタックハイトは16.1mmです。カーボンコンポジットボディを採用し、軽量化と高い剛性を実現しています。初心者から上級者まで対応できるビンディングペダルとして人気があります。
注目すべきは、デュラエースと105の重量差がわずか37g(片側17.5g)で、十円玉2枚分以下の重量差という点です。普通に使っている分にはたわみを感じることがないくらいにしっかりとした踏み応えがあり、ホビーライダーであれば105やPD-RS500でも十分な性能を発揮します。
PD-RS500とPD-R540-LA(ライトアクション)の違い
PD-RS500の前身モデルであるPD-R540-LA(ライトアクション)との違いについても確認しておきましょう。PD-R540-LAは2012年に発売されたライトアクションペダルで、少しの力で脱着できるように開発されました。2019年にPD-RS500が発売されるまでは初心者定番のペダルでしたが、現在は廃版となっています。
デザイン面では、PD-R540-LAは縦長のペダルでしたが、PD-RS500は横幅が広いタイプとなっています。見た目もPD-R7000に似ており、格好良いデザインになっています。重量は、PD-RS500が318g(編集部実測)、PD-R540-LAが330g(クリート含む左右ペア)とほぼ同等です。
PD-R540-LAは唯一ブラックとホワイトの二色から選択できましたが、PD-RS500はブラックのみの展開となっています。スプリングテンションについては、どちらも3.0kgから6.3kgの調整範囲で、初心者向けの軽いテンション設定が可能です。総合的に見ると、PD-RS500は7年後に発売されただけあってかなり進化しており、ロードペダルデビューに最適なモデルと言えます。
ビンディングペダルのメリット
ビンディングペダルを導入することで得られるメリットについて詳しく解説します。
ペダリング効率の向上がビンディングペダルの最大のメリットです。踏み込む動作だけでなく、引き上げる動作(引き足)によっても推進力を得られます。フラットペダルよりも使える脚の筋肉が増えるため、より速く、より楽に遠くまで走ることができるようになります。スプリントのパワーでは、フラットペダルと比較して約30%もの差が出るという実験結果もあります。短い距離のサイクリングでは違いが実感できないかもしれませんが、ロングライドなどの負荷の多いサイクリングになればなるほど、その違いがはっきりと分かるようになります。
安定したペダリングも大きなメリットです。ペダルの上で足が滑るリスクが大幅に減少し、足のポジションがズレないので、ペダリングのパワーロスも防いでくれます。フラットペダルで苦労して登っていた坂道も、ビンディングペダルならギア数段分くらいは軽く感じるくらいに、楽に登れるようになります。
疲労の軽減も見逃せないポイントです。長距離を走る際、ビンディングペダルを使用することで脚全体の筋肉を効率的に使えるため、疲労の蓄積を軽減できます。
ビンディングペダルによる速度向上効果
ビンディングペダルを導入すると、実際にどのくらい速度が向上するのでしょうか。個人差はありますが、多くのユーザーから効果が報告されています。
ビンディングペダルに変えたところ、巡航速度が22km/hから27km/hへ、平均速度が17.2km/hから20.8km/hまでアップしたという報告があります。34kmの距離を走るのに2時間かかっていたのが1時間39分に短縮され、21分もタイムを縮めたケースもあります。約2万円の投資(ペダル、シューズ、クリート)で巡航速度が5km/h早くなったという報告もあり、コストパフォーマンスの高さが伺えます。
一方で、ビンディングペダルを取り付けて約30km走った時点では「劇的な変化は感じなかった」「巡航速度は時速1から2kmくらい速くなった程度」という意見もあります。効果の実感には個人差があり、また走行距離や走り方によっても変わってきます。25から30km/hの速度で走っている時に、引き足を意識してペダルを回すとプラス2km/h位スピードが上がるという体感もあり、引き足を意識的に使えるかどうかが効果に大きく影響するようです。
GCNの比較実験では、ヒルクライムでビンディングペダルとフラットペダルで10分間を約300Wで登った結果、パワー差は2から3Wしかなく、心拍数もほぼ同じでした。一定のペースでの走行では大きな差は出にくいようです。しかし、スプリントではフラットペダルでは30%ものパワーロスが見られました。瞬発的な力を出す場面では、ビンディングペダルの効果が顕著に現れます。
総合的に見ると、ビンディングペダルによる速度向上効果は平均速度で約1から5km/h程度と言われています。特にヒルクライムやスプリント、ロングライドで効果を感じやすいです。効果を最大限に発揮するためには、引き足を意識したペダリングを身につけることが重要です。
立ちゴケのリスクと対策
初めてビンディングペダルを使用する際、最も心配されるのが「立ちゴケ」です。シューズとペダルが固定されているため、慣れないうちはクリートを上手く外すことができずに、そのまま転倒してしまうリスクがあります。特に多いのは、自転車が止まるか止まらないかの微速時の立ちゴケです。停止する寸前にバランスを崩して倒れることが多いとされています。
立ちゴケ防止のコツとして、まずペダルのテンション(固定力)を最弱に設定することが重要です。PD-RS500は最も弱いテンション設定が可能なため、初心者に適しています。
また、左足を外す癖をつけることも大切です。左足を車体から少し遠目の場所に着地させると、重心が大きく左に移動するので右に倒れることはなくなります。無意識下でも行えるように癖にしてしまうことが重要です。
前方に赤信号があれば、ギリギリまで待つのではなく、早めにクリートを外しておくことも予防策として効果的です。止まる可能性があるならビンディングを外しておくという心掛けだけでリスクのほとんどは消えます。
安全な場所で練習することも重要です。固定式のローラー台を使えば安全に安心して練習をすることができます。車体が倒れる心配がないので、じっくりとクリートをはめる感覚や外す感覚を身に付けることができます。
なお、慣れてきた頃が一番危険な時期です。3日目、3週間目、3ヶ月目など、ちょっと慣れてきた頃が最も注意が必要です。完全に慣れてしまうと無意識に足をひねる癖がつきますが、最初の1ヶ月ほどはくれぐれも油断しないでください。
SPD-SLクリートの歩きにくさへの対策
SPD-SLのクリートは外側に出る形状のため、歩きづらさがあります。ただし、クリートカバーを使用することで、歩行時の安定性を向上させることができます。また、クリートの摩耗を防ぐ効果もあり、クリートの交換時期を延ばすことができます。
ビンディングシューズの選び方
PD-RS500を使用するためには、SPD-SL対応のビンディングシューズが必要です。SPDとSPD-SLの違いについて、まず理解しておきましょう。
SPDは、靴底にネジ穴が2つあるビンディングシステムで、クリートが小型なため固定力は弱いものの、ペダルに着脱しやすいです。クリートが靴底からはみ出ないため歩行時の違和感が少なく、普通のシューズのようにそのまま歩けるのが魅力です。マウンテンバイクやクロスバイク、通勤用途に適しています。
SPD-SLは靴底に3つのネジ穴があり、大きめのクリートを3か所でしっかり固定するため、SPDよりもペダルへの固定力に優れています。シューズとペダルの間により広い設置面を確保することで、ペダリングの力を効率よく自転車に伝えます。ロングライドやレースに挑戦する方に適しています。
サイズ選びのポイントとして、普段のスニーカーでは少し大きめのサイズを選ぶケースもありますが、ビンディングシューズの場合はジャストサイズが基本です。ペダリング効率に大きく関わるので、なるべく足にピッタリとフィットするシューズを選びましょう。ビンディングシューズはペダリング効率や自転車の乗り降りなどを想定した足型設計を採用しており、通常の靴より少しタイトに感じることがあります。可能な限り試着をしてからの購入をおすすめします。
3穴タイプ(SPD-SL)のシューズは、片足250g以下であれば軽量モデルと言えます。レース志向の方は250g以下を目安にするのがおすすめですが、軽量になればなるほど高額になる傾向があります。初心者はまず価格と履き心地のバランスを重視することをお勧めします。
クロージャー(締め具)の種類として、ベルクロタイプはエントリーモデルに採用されていることが多く、予算が限られている場合に最適です。手軽に脱着できますが、長時間着用していると緩みやすいという弱点もあります。シューレースタイプは靴紐でフィッティングを調整するシンプルな構造のため、軽量で高いフィット感が特徴です。ただし脱着や走行中の調整に手間がかかる点がデメリットです。ダイヤル式は素早い調整が可能で、上位モデルによく採用されています。走行中でも調整しやすく、フィット感も優れています。
初心者がSPD-SLを選ぶ場合は、まず試着をして足にフィットするジャストサイズを選び、ベルクロやダイヤル式など調整しやすいクロージャーのモデルから始めるのがおすすめです。
ペダルの取り付け方法と注意点
PD-RS500の取り付けは比較的簡単ですが、いくつかの注意点があります。
ビンディングペダル交換時はグリスも必要です。ペダルのネジ部分に塗っておくと、外したい時に簡単に外せます。サビも防げて一石二鳥です。ペダルには左右があり、間違えて取り付けると正常に機能しません。通常、右ペダルには「R」、左ペダルには「L」の刻印があります。また、右ペダルは時計回りで締め、左ペダルは反時計回りで締めます(左ペダルは逆ネジ)。
クリートの取り付けについては、シューズの裏側から、クリートを取り付けて仮止めします。クリートの取り付けは、シマノ製ペダルに付属のクリート固定ボルトとクリートワッシャーを使用します。クリートの位置は、母指球(親指の付け根の膨らみ)がペダル軸の真上に来るように調整するのが基本です。最初は中央に取り付け、走りながら微調整していくことをお勧めします。
PD-RS500のスプリングテンションは、ペダル後部にあるネジで調整できます。初心者は最も弱い設定から始めることをお勧めします。慣れてきたら徐々にテンションを上げていくことで、より確実な固定感を得られます。
ペダルのメンテナンス方法
SPD-SLペダルを長く使用するためには、適切なメンテナンスが必要です。
SPD-SLペダルを半年くらい使っていると、だんだんとベアリングの動きが渋くなったり、ゴリゴリしたり、逆に内部のグリースが溶け出すことで動きが軽くなりすぎ、シャリシャリ音がなる場合があります。動きに異常があるまま使い続けると、回転軸にあるベアリングが少なからず痛むため、分解してオーバーホールをする必要が出てきます。できればシーズン中1度は中を開けてグリスアップしたほうがいいとされています。
ペダルの分解で最も注意すべきは、逆ネジの存在です。基本、右側のペダルは逆ネジになっています(クランクへの取り付けネジは左側が逆ネジなので、ややこしいです)。締め付けトルクは8から10Nmなので、結構しまっています。
なお、シマノの公式ディーラーマニュアルには「専門知識のないユーザーがディーラーマニュアルを参照して、部品を取付けないでください」「記載されている内容に不明な点がある場合は絶対にご自身で作業しないでください」と注意書きがあります。不安な場合は、自転車店に依頼することをお勧めします。
クリートの交換時期と長持ちさせるコツ
クリートは消耗品であり、適切なタイミングで交換する必要があります。
シマノ公式には2つの確認ポイントがあります。まず底部の摩耗です。クリート前方はカラーの部分と黒の継ぎ目、後方は線のところまで摩耗したら交換時期です。具体的には、クリート前側の色のついた部分が削れて黒が見えた時、またはクリート後ろ側がラインまで削れた時が交換目安です。クリートの後ろ側はラインが「消えた時」ではなくラインに「触れた時」が交換時期なので要注意です。
底の地面と接触する部分の摩耗が進んでいなかったとしても、ビンディング部が摩耗したり傷んでくる場合があります。ペダルの付け外しを繰り返すことで摩耗し、解除が重くなったり、逆に軽くなったりしてきます。摩耗や痛みを無視して使い続けると、ペダル側のビンディング部にダメージを与えてしまうことにもなりかねません。
クリートを長持ちさせるコツとして、クリートカバーをつけておくと、クリートの消耗が低減し、交換時期を延ばすことができます。クリートカバーを使用することで交換時期が倍以上に伸びたという報告もあります。また、左右でクリートの摩耗度合いが異なることが多く、信号待ちで足をつく側のクリートの方が消耗が早いです。減ったクリートを使い続けると、ペダルも傷めますので、早めに交換しましょう。
PD-RS500で始めるビンディングペダル生活
シマノ PD-RS500は、初心者に最適なSPD-SLビンディングペダルです。上位モデルを踏襲したデザインと機能を持ちながら、初心者でも扱いやすい軽いスプリングテンション設定が可能で、コストパフォーマンスにも優れています。
ビンディングペダルデビューを検討している方は、まずPD-RS500から始めてみることをお勧めします。適切な練習と注意を払えば、立ちゴケのリスクを最小限に抑えながら、ビンディングペダルのメリットを十分に享受することができます。ロードバイクをより楽しむために、ぜひPD-RS500でビンディングペダルの世界に足を踏み入れてみてください。きっと新しいサイクリング体験が待っているはずです。

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