iGPSPORT BSC200Sは、2025年1月に発売されたカラーディスプレイ搭載のGPSサイクルコンピューターで、約11,880円(税込)という手頃な価格ながら上位機種に匹敵する機能を備え、多くのサイクリストから高い評判を得ています。Garmin Edge 540の約5分の1の価格でありながら、基本的なデータ表示やセンサー対応においてはほぼ同等の性能を実現しており、「コスパ最強のGPSサイコン」として注目を集めています。この記事では、iGPSPORT BSC200Sの評判の理由を、スペック・機能・メリット・デメリットの各面から詳しく解説していきます。初めてサイクルコンピューターの購入を検討している方から、Garminからの乗り換えを考えている方まで、購入判断に役立つ情報をお届けします。
- iGPSPORT BSC200Sの評判が高い理由とは
- iGPSPORTとはどんなブランドなのか
- iGPSPORT BSC200Sの基本スペックと評判のポイント
- BSC200とBSC200Sの違いから見る評判の背景
- iGPSPORT BSC200Sのセンサー対応力と評判
- iGPSPORT BSC200Sのナビゲーション機能の実力と評判
- iGPSPORT BSC200SとGarminの比較で見える評判の真実
- iGPSPORT BSC200Sのデータ表示とカスタマイズ機能の評判
- iGPSPORT BSC200Sのアプリ連携とStrava対応の評判
- iGPSPORT BSC200Sのメリットに関する評判
- iGPSPORT BSC200Sのデメリットに関する評判と注意点
- iGPSPORT BSC200Sがおすすめな人の特徴
- iGPSPORT BSC200Sの購入方法とセンサーの選び方
- iGPSPORTのラインナップから見るBSC200Sの評判と位置づけ
iGPSPORT BSC200Sの評判が高い理由とは
iGPSPORT BSC200Sが多くのサイクリストから高い評判を得ている最大の理由は、11,880円という価格でカラーディスプレイ・フルGNSS対応・パワーメーター対応・電子シフト対応・Strava連携までを実現している圧倒的なコストパフォーマンスにあります。これまでのサイクルコンピューター市場では、このレベルの機能を備えた製品は3万円以上が相場でした。
BSC200Sは、前モデルBSC200の後継機として2025年1月に発売されました。BSC200は2023年に登場し、1万円前後の手頃な価格と必要十分な機能で大きな人気を博したモデルです。BSC200Sではカラーディスプレイへの進化や解像度の向上、走行記録再開機能の追加など大幅な機能強化が施されながらも、価格はほぼ据え置きとなっています。この「機能は大幅に向上したのに価格がほとんど変わらない」という点が、サイクリストの間で特に高く評価されています。
iGPSPORTとはどんなブランドなのか
iGPSPORTは、2012年9月に中国・武漢で設立されたGPSサイクルコンピューター専門ブランドです。正式な運営会社名は「WUHAN QIWU TECHNOLOGY CO.LTD(QIWU)」で、「科学×エクササイズ」をコンセプトに掲げています。スポーツ好きな若きITエンジニアが集結して立ち上げたブランドであり、GPSや心拍センサーを自社で開発・生産する技術力を持っています。この自社開発能力こそが、低コストかつ高機能なサイクルコンピューターを生み出す原動力となっています。
現在では世界40カ国以上に製品を販売し、200万人以上のサイクリング愛好家にサービスを提供しています。日本国内ではトライスポーツが正規代理店として取り扱いを行っており、2021年から本格的に日本市場に参入しました。
さらに、2025年11月にはUCIワールドツアーチーム「グルパマFDJ」がiGPSPORTのサイクルコンピューターを採用したことが発表されました。プロの世界でもその性能が認められたことで、ブランドへの信頼性は着実に高まっています。エントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを展開しており、特にコストパフォーマンスの高さで多くのサイクリストから支持を得ているブランドです。
iGPSPORT BSC200Sの基本スペックと評判のポイント
BSC200Sの基本スペックは、この価格帯のサイクルコンピューターとしては群を抜いた充実ぶりです。以下の表に主要スペックをまとめます。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| ディスプレイ | 2.4インチ トランスフレクティブカラースクリーン |
| 解像度 | 240×320ピクセル |
| 本体サイズ | 82mm × 53mm × 14.1mm |
| 重量 | 66g |
| バッテリー容量 | 600mAh リチウムバッテリー |
| バッテリー持続時間 | 約25時間 |
| 充電時間 | 約1.5時間 |
| 充電端子 | USB Type-C |
| 防水等級 | IPX7 |
| データストレージ | 最大400時間分 |
| 衛星測位 | GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSS |
| ワイヤレス通信 | Bluetooth 5.0、ANT+ |
| マウント | Garmin互換 |
| 価格(2025年時点) | 本体単体 約11,880円(税込) |
特に注目すべきは、重量わずか66gという軽量設計と、USB Type-C充電対応、そしてフルGNSS対応の3点です。66gという重量はGarmin Edge 540の約84gと比較しても18g軽く、ヒルクライムを重視するサイクリストからも好評を得ています。トランスフレクティブカラースクリーンは直射日光下でも視認性が高く、屋外でのライドにおいて非常に実用的な仕様となっています。
BSC200とBSC200Sの違いから見る評判の背景
BSC200Sの評判を語るうえで欠かせないのが、前モデルBSC200からの進化ポイントです。以下の表で両モデルを比較します。
| 比較項目 | BSC200 | BSC200S |
|---|---|---|
| ディスプレイ | モノクロ | カラー |
| 解像度 | 160×240ピクセル | 240×320ピクセル |
| バッテリー持続時間 | 約30時間 | 約25時間 |
| 走行記録再開機能 | なし | あり |
| スマートモーション検知 | なし | あり |
| ワンタッチナビゲーション | なし | あり |
| カラールートナビ | なし | あり |
| 価格 | 約11,000円 | 約11,880円 |
最も大きな変化はカラーディスプレイへの進化です。データの視認性が格段に向上し、特にナビゲーション画面やデータグラフの見やすさはカラーとモノクロでは大きな差があります。解像度も240×320ピクセルへと向上し、鮮明度はBSC200と比較して50%向上しました。トランスフレクティブスクリーンの採用により、直射日光下でも情報が読み取りやすくなっています。
走行記録再開機能も評判の高い新機能のひとつです。「後で続ける」機能により、前回のライドを中断した場所から簡単に記録を再開できます。複数日にまたがるライドを1つの記録として残すことができるため、ブルベやロングツーリングを楽しむサイクリストにとって非常に便利な機能です。
スマートモーション検知機能は、ライディングの動きを検知すると自動で記録開始を促すリマインダーが表示される機能です。ライドの記録し忘れを防止できる実用的な機能として好評を得ています。
ワンタッチナビゲーション機能もBSC200Sで新たに追加されました。iGPSPORTアプリ経由でワンクリックで簡単にナビゲーションを開始でき、目的地の設定から本体への転送がスムーズになりました。
バッテリー持続時間はBSC200の30時間から25時間へと若干短くなっていますが、これはカラーディスプレイの採用による消費電力増加が原因です。25時間でも日帰りライドはもちろん、ほとんどのロングライドにも対応可能な十分な持続時間といえます。価格はわずか約880円の上昇にとどまっており、カラー化と機能追加を考慮すると非常にお買い得な価格設定です。
iGPSPORT BSC200Sのセンサー対応力と評判
BSC200Sが高い評判を得ている要因のひとつに、幅広いセンサー対応力があります。Bluetooth 5.0とANT+の両方に対応しており、1万円台前半のエントリーモデルでありながら上位機種と同等のセンサー接続性を実現しています。
対応するセンサーは多岐にわたります。スピードセンサーを接続することでGPSに依存しない正確な速度データを取得でき、特にトンネル内やGPS信号が弱い場所での精度向上に効果的です。ケイデンスセンサーにも対応しており、効率的なペダリングの維持やトレーニングの質向上に役立ちます。心拍計は胸バンド式やアームバンド式に対応し、リアルタイムの心拍データを表示できます。
特筆すべきは3大電子シフトシステムへの対応で、Shimano Di2、SRAM eTap、Campagnolo EPSのすべてに対応しています。現在のギアポジションや変速段数をサイコンの画面に表示でき、この価格帯でこれだけの電子シフト対応を備えるサイコンは非常に珍しい存在です。
スマートトレーナーとの接続にも対応しており、Zwiftなどの仮想トレーニングプラットフォームとの併用も可能です。さらにスマートレーダーテールライトとの連携により、後方からの車両接近をサイコン画面上で通知してくれる安全機能も備えています。iGPSPORT製のスマートバイクライトと連携した自動点灯制御にも対応しています。
パワーメーターとの接続についてはANT+のみの対応となっている点に注意が必要です。Bluetooth接続のパワーメーターは使用できないため、パワーメーターの購入時にはANT+対応であることを確認する必要があります。ただし、ANT+対応のパワーメーターを使用すれば問題なくデータを取得でき、この価格帯でパワーメーター対応であること自体が大きなメリットです。
iGPSPORT BSC200Sのナビゲーション機能の実力と評判
BSC200Sのナビゲーション機能は、エントリーモデルとしては十分な実用性を備えています。ただし、GarminのEdgeシリーズのような地図表示機能は搭載されていないため、その点を理解したうえで利用する必要があります。
BSC200Sのナビゲーションは「ライン表示」方式を採用しています。走行すべきルートが線で表示されるパンくず(ブレッドクラム)タイプのナビで、カラー化によりBSC200のモノクロ表示と比べて格段に見やすくなりました。ルートを外れた場合には自動でリルート(再計算)が行われ、新しいルートが提示されます。曲がり角の手前では曲がり案内も表示されるため、基本的な道案内としては十分に機能します。
ルートの設定は、iGPSPORTアプリでルートを作成しBSC200Sに転送する形で行います。BSC200Sで新たに追加されたワンタッチナビゲーション機能を使えば、事前にルート設定をしておくだけで出発時にアプリから1タップでルートを転送し、すぐにナビを開始できます。
ルート作成については、iGPSPORTアプリ内蔵の機能だけでなくGPXファイルのインポートにも対応しています。GarminコネクトやRideWithGPS、STRAVAなどの外部サービスで作成したルートをGPXファイルとして読み込むことが可能です。iGPSPORTアプリのルート編集機能はやや操作にクセがあるという声もありますが、外部サービスとの連携により十分にカバーできます。
ナビゲーション機能の制限として、5差路以上の複雑な形状の交差点やY字路では正確な案内が難しい場合があります。ナビ利用時に表示可能なページは4ページに限定され、1ページでの最大表示データ数は8項目です。また、出先でのルート作成は困難で、事前にPCまたはスマートフォンで準備しておく必要があります。詳細な地図ナビゲーションが必要な場合は、上位モデルのBSC300やBSC300Tを検討するとよいでしょう。
iGPSPORT BSC200SとGarminの比較で見える評判の真実
サイクルコンピューター市場で圧倒的なシェアを持つGarminとの比較は、BSC200Sの評判を正しく理解するうえで重要なポイントです。
| 比較項目 | iGPSPORT BSC200S | Garmin Edge 540 |
|---|---|---|
| 価格 | 約11,880円 | 54,800円 |
| 重量 | 66g | 約84g |
| バッテリー | 約25時間 | 約26時間 |
| 防水 | IPX7 | IPX7 |
| 地図表示 | なし | あり |
| タッチスクリーン | なし | なし |
| 充電 | USB Type-C | USB Type-C |
| マウント | Garmin互換 | Garmin純正 |
BSC200SはGarmin Edge 540の約5分の1の価格です。この価格差は非常に大きく、特に初めてGPSサイコンを購入する方にとっては大きな魅力となっています。
GPSの測位精度、基本的なデータ表示項目、センサー対応(ANT+/BLE)、バッテリー持続時間、防水性能といった基本スペックにおいて、BSC200SはGarminとほぼ同等のレベルにあります。重量面ではBSC200Sが18g軽量であり、Garmin互換マウント対応のためマウントの買い直しも不要です。
一方で、地図表示機能の非搭載、トレーニング分析機能の充実度、Garminエコシステム(Garmin Connect、Garmin Payなど)の利用不可、ClimbPro(登坂支援機能)のような高度なルート分析機能の非搭載については、Garminに劣る部分です。タッチスクリーンにも対応していないため、操作はすべてボタンで行う形になります。
ナビゲーションの地図表示と高度なトレーニング分析を除けば、BSC200Sは基本機能においてGarminの上位モデルと遜色ない性能を持っています。「Garminを買う必要はないのでは?」という声が上がるほどBSC200Sの完成度は高く、必要な機能を見極めたうえでBSC200Sを選択するのは非常に賢い判断といえます。
iGPSPORT BSC200Sのデータ表示とカスタマイズ機能の評判
BSC200Sは12カテゴリー100種類以上のデータ表示に対応しています。これはエントリーモデルとしては非常に豊富なデータ量であり、初心者から上級者まで幅広いニーズに応えます。
速度関連では現在速度、平均速度、最高速度などを表示でき、距離関連として走行距離、トリップ距離、積算距離などが確認できます。時間関連は走行時間、経過時間、現在時刻などの表示が可能で、ケイデンス関連では現在ケイデンス、平均ケイデンス、最大ケイデンスなどが表示されます。心拍数関連は現在心拍数、平均心拍数、最大心拍数、心拍ゾーンなどに対応し、パワー関連では現在パワー、平均パワー、最大パワーに加え、NP(ノーマライズドパワー)、TSS、IFなどの高度なパワーデータにも対応しています。高度関連は現在高度、獲得標高、勾配などが表示可能で、温度や電子シフト関連の情報、カロリー消費量まで幅広くカバーしています。
複数のデータページを設定でき、各ページに表示するデータ項目を自由にカスタマイズすることが可能です。1ページあたり最大8項目のデータを表示でき、ライドスタイルに合わせて自分好みの画面構成を作れます。カラーディスプレイの特性を活かした心拍ゾーンの色分け表示やパワーデータのグラフ表示など、直感的にデータを把握しやすい表示も好評です。
iGPSPORT BSC200Sのアプリ連携とStrava対応の評判
BSC200Sは、iGPSPORT専用アプリを通じてデータ管理や外部サービスとの連携を行います。アプリではライドデータの同期と管理、ルート作成と転送、デバイス設定のカスタマイズ、ファームウェアアップデートなどが可能です。iOSとAndroidの両方に対応しており、アプリストアで「iGPSPORT」と検索すればすぐに見つかります。
外部サービス連携として、Stravaとの自動同期に対応しています。Stravaは多くのサイクリストが利用しているSNS要素を持つフィットネスプラットフォームで、BSC200Sで走った記録が自動的にStravaにアップロードされるため手動でのデータ転送は不要です。一度設定すれば以降はライド終了後に自動的にデータが同期されます。
TrainingPeaksとの連携にも対応しており、本格的なトレーニングを行うサイクリストに人気のプラットフォームにもデータを同期できます。TSS(トレーニングストレススコア)やCTL(慢性トレーニング負荷)などの指標を活用した体系的なトレーニング管理が可能になります。SNS共有機能を使えば、ライドデータやルート情報を簡単に共有することもできます。
iGPSPORTは定期的にファームウェアのアップデートも提供しており、GPS精度の向上や新しいデータフィールドの追加、バグの修正、新しいセンサーとの互換性向上などが行われています。購入後も継続的に機能が改善されていく点は、長く使ううえで安心感のあるポイントです。
iGPSPORT BSC200Sのメリットに関する評判
BSC200Sの最大のメリットは、やはり圧倒的なコストパフォーマンスです。11,880円という価格でカラーディスプレイ、GPS、ナビゲーション、パワーメーター対応、電子シフト対応、Strava連携まで揃うサイコンは他に見当たりません。
重量わずか66gの軽量コンパクト設計も大きな魅力です。厚さ14.1mmのスリムな設計で見た目もスマートであり、ヒルクライムを重視するサイクリストにとっても嬉しいポイントとなっています。
25時間のバッテリー持続時間は日帰りライドはもちろん、ほとんどのロングライドにも対応可能です。USB Type-C充電に対応しているため、モバイルバッテリーからの走行中充電も手軽に行えます。
フルGNSS対応の高精度GPSとして、GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSSの5つの衛星システムに対応しています。衛星のロック時間も10〜15秒程度と実用的な速さです。日本の準天頂衛星システム「みちびき」(QZSS)にも対応しているため、日本国内での測位精度は特に良好です。
Garmin互換マウント対応により、既にGarminマウントを使用している場合はそのまま流用でき、REC-MOUNTSなどのGarmin対応アウトフロントマウントも問題なく使用できます。マウントの買い直しが不要なため、Garminからの乗り換えもスムーズです。
IPX7防水は水深1mに30分間浸水しても内部に水が浸入しないレベルの防水性能であり、突然の雨やウェットコンディションでも安心して使用できます。
iGPSPORT BSC200Sのデメリットに関する評判と注意点
一方で、購入前に理解しておくべきデメリットも存在します。
地図表示機能がない点は、BSC200Sの最も大きな制限です。ナビゲーションはライン表示(パンくず方式)のみであり、Garminのような詳細な地図表示はできません。初めて走る複雑なルートでは、補助的にスマートフォンのナビを併用することが推奨されます。地図表示が必要な場合は上位モデルのBSC300やBSC300Tを検討するとよいでしょう。
複雑な交差点でのナビ精度にも限界があります。5差路以上の複雑な形状の交差点やY字路では、正確な案内が困難な場合があります。
パワーメーターがANT+のみ対応である点も注意が必要です。Bluetooth接続のパワーメーターは使用できないため、パワーメーターの購入時にはANT+対応かどうかの確認が欠かせません。
iGPSPORTアプリのルート編集機能の操作感がやや粗いという声もあります。思い通りのルートを引きにくい場合がありますが、GarminコネクトやRideWithGPSなどの外部サービスで作成したGPXファイルをインポートすることで十分にカバーできます。
出先でのルート作成が困難な点も覚えておくべきポイントです。ナビゲーションのルートは基本的に事前にPCまたはスマートフォンで準備しておく必要があり、ライド中に急遽ルートを変更したい場合の柔軟性はGarminに劣ります。
バッテリー持続時間がBSC200より短くなった点について、BSC200の30時間から25時間に短縮されています。ただし25時間あれば大半のライドシーンでは十分であり、超ロングライドでなければ問題になることは少ないです。
タッチスクリーン非対応で操作はすべて物理ボタンで行います。グローブ装着時にはボタン操作のほうが確実という見方もありますが、画面のスクロールやズームなど直感的な操作にはタッチスクリーンが便利な場面もあります。
Garminと比べるとブランドの知名度に差がある点も事実です。ただし、2025年11月にグルパマFDJへの採用が発表されるなど、プロの世界でも認知が広がりつつあります。
iGPSPORT BSC200Sがおすすめな人の特徴
BSC200Sは幅広いサイクリストにおすすめできるモデルですが、特に相性が良いのは以下のような方です。
初めてGPSサイコンを購入する方にとって、BSC200Sはサイコン入門として最適な一台です。基本機能は一通り揃っているため、サイコンの使い方や活用法を学ぶには十分すぎる性能を持っています。
コストパフォーマンスを重視する方には、Garminの5分の1以下の価格で基本機能がほぼ同等のスペックを手に入れられるBSC200Sが最も合理的な選択肢となります。浮いた予算をタイヤやウェアなど他の装備に回すことができます。
トレーニングの基本データを把握したい方にも適しています。速度、距離、ケイデンス、心拍数、パワーなどの基本的なトレーニングデータはすべて表示可能で、Strava連携でデータの蓄積と分析も行えます。
セカンドサイコンとして使いたい方にもBSC200Sは好適です。メインのサイコンが高価なGarminで、練習用やセカンドバイク用にもう1台欲しいという場合に手頃な価格で充実した機能が得られます。
ヒルクライマーにとって66gという軽さは魅力的で、Garmin Edge 540の84gと比較しても18g軽量です。1gでも軽くしたいヒルクライマーには見逃せないポイントといえます。
ロングライドやブルベを楽しむ方には、25時間のバッテリー持続時間と走行記録再開機能が力を発揮します。USB Type-Cでの走行中充電も可能であり、長距離ライドにも十分対応できます。
iGPSPORT BSC200Sの購入方法とセンサーの選び方
BSC200Sは、Amazon.co.jpで本体単体モデルとセンサーセットモデルの両方が取り扱われています。iGPSPORT公式オンラインストアでも購入可能で、ワイズロードやサイクルベースあさひなどの大手自転車ショップでも取り扱いがあります。楽天市場やYahoo!ショッピングなどの各種ECサイトでも販売されています。
センサーセットモデルは約21,560円(税込)程度で、スピードセンサーやケイデンスセンサーがセットになっています。センサーを持っていない方はセットモデルの購入がおすすめです。本体単体のパッケージにはBSC200S本体、ラバーパッド(マウント用)、ラバーバンド2本(ステム/ハンドルバー取付用)、ユーザーマニュアルが同梱されています。
BSC200Sと併せて検討すべきセンサーとしては、iGPSPORT純正のスピードセンサーSPD70やケイデンスセンサーCAD70が互換性も良く手頃な価格です。心拍計は胸バンド式のiGPSPORT HR70が対応し、アームバンド式もBluetooth/ANT+対応であれば使用可能です。パワーメーターについてはANT+対応のものを選ぶ必要があり、Bluetooth専用のパワーメーターは接続できない点に注意してください。
マウントについてはGarmin互換のため、REC-MOUNTSなどのGarmin対応アウトフロントマウントがそのまま使えます。iGPSPORT純正のM80アウトフロントマウントも販売されています。ステムマウントの場合は付属のラバーバンドで取り付けが可能です。
iGPSPORTのラインナップから見るBSC200Sの評判と位置づけ
iGPSPORTはエントリーモデルからハイエンドモデルまで幅広いラインナップを展開しており、BSC200Sの位置づけを理解することで最適な一台を選ぶことができます。
| モデル | 特徴 | 価格帯 |
|---|---|---|
| BSC100S | モノクロディスプレイの最もベーシックなモデル | 最も手頃 |
| BSC200S | カラーディスプレイ搭載のエントリーモデル | 約11,880円 |
| BSC300 | 地図表示ナビゲーション搭載のミドルレンジモデル | 約24,200円 |
| BSC300T | タッチスクリーン対応のミドルハイモデル | Garminの半分以下 |
BSC100Sはモノクロディスプレイの最もベーシックなエントリーモデルで、基本的なデータ表示とGPS機能のみでシンプルに使いたい方に向いています。BSC300は地図表示ナビゲーション機能を搭載したミドルレンジモデルで、より詳細なルート案内が必要な方向けです。BSC300Tはタッチスクリーン操作に対応したモデルで、Garmin Edge 540の直接的な競合として位置づけられていますが、価格はGarminの半分以下に抑えられています。
BSC200Sは「地図表示は不要だが、カラーディスプレイと充実した基本機能は欲しい」というニーズに応えるモデルとして、iGPSPORTのラインナップの中で最もコストパフォーマンスが高いモデルと位置づけられています。ナビゲーションの地図表示が必要かどうかが、BSC200SとBSC300の選択の分かれ目です。
iGPSPORT BSC200Sは、サイクルコンピューター市場において最もコストパフォーマンスの高いGPSサイコンのひとつとして確固たる評判を築いています。11,880円という手頃な価格でありながら、2.4インチカラーディスプレイ、フルGNSS対応の高精度GPS、ANT+/Bluetooth 5.0によるセンサー接続、パワーメーター対応、3大電子シフトシステム対応、カラールートナビゲーション、Strava/TrainingPeaks連携、IPX7防水、25時間バッテリーなど、エントリーモデルの枠を超えた機能を凝縮した一台です。地図ナビゲーションの非搭載やパワーメーターのBluetooth非対応といった制限はあるものの、価格差を考慮すれば十分に許容できる範囲といえます。高価なGarminだけがサイコンの選択肢ではなく、iGPSPORT BSC200Sはその圧倒的なコストパフォーマンスで、多くのサイクリストから高い支持を受けています。

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