MAVIC ELLIPSE(マヴィック エリプス)の評判は、ピストバイク・トラックバイク愛好家の間で非常に高い評価を得ています。加速性能の良さ、長期間にわたる耐久性、そしてコストパフォーマンスの高さから、「トラック用ホイールの定番」として広く支持されている製品です。約10,000マイル(約16,000km)の長期テストでも高い耐久性が実証されており、初心者からベテランライダーまで幅広く愛用されています。
この記事では、MAVIC ELLIPSEの詳細なスペックや技術的特徴、実際のユーザーレビュー、上位モデルとの違い、競合製品との比較、購入時の注意点まで、MAVIC ELLIPSEの評判に関わるあらゆる情報を網羅的にお伝えします。ピストバイクのホイール選びで迷っている方にとって、最適な判断材料となる内容です。
- MAVIC ELLIPSEとはどんなホイールか
- MAVIC ELLIPSEの基本スペックと評判を支える仕様
- MAVIC ELLIPSEの技術的特徴が評判を支える理由
- MAVIC ELLIPSEの評判をユーザーレビューから検証
- MAVIC ELLIPSEと上位モデルELLIPSE PRO CARBON 65 USTの違い
- MAVIC ELLIPSEと競合製品の評判を比較
- MAVIC ELLIPSE購入時の注意点と偽造品への対策
- MAVIC ELLIPSEのメンテナンス方法と長持ちさせるコツ
- MAVIC ELLIPSEの評判からわかるおすすめの人
- ピストバイクにおけるホイール交換の効果とMAVIC ELLIPSEの評判
MAVIC ELLIPSEとはどんなホイールか
MAVIC ELLIPSEは、フランスの老舗自転車パーツメーカーMAVIC(マヴィック)が製造するトラック用完組みホイールです。UCI(国際自転車競技連合)ワールドサイクリングセンターとの共同開発によって誕生しました。トレーニングからエントリーレースまで幅広く対応できる多目的トラックホイールとして設計されており、「世界で最も人気のあるトレーニング用・エントリーレース用トラックホイール」という評価を得ています。
MAVICは1889年にフランス・リヨンで設立された、130年以上の歴史を持つブランドです。正式名称は「Manufacture d’Articles Velocipediques Idoux et Chanel(イドゥー&シャネル自転車用品製造所)」の頭文字から取られています。1934年には世界初のアルミ合金製リムを発表し、同年のツール・ド・フランスではアントナン・マーニュ選手がMAVIC製リムを使用してマイヨ・ジョーヌを獲得しました。それ以降もホイール技術のパイオニアとして革新を続け、完組ホイールの先駆者としてロードバイクのKSYRIUM(キシリウム)やCOSMIC(コスミック)シリーズを世に送り出してきました。そのトラック分野における代表作がELLIPSEシリーズです。
ELLIPSEの開発においては、さまざまなリム深さ、スポーク、スポーク組み方、そしてチューブラー、クリンチャー、USTチューブレスといった複数のタイヤフォーマットが検証されました。最終的にクリンチャーフォーマットが選ばれた理由は、タイヤ交換の容易さ、タイヤ選択肢の豊富さ、そしてランニングコストの低さにあります。トレーニング用途でのこうした実用的なメリットが重視された結果です。
MAVIC ELLIPSEの基本スペックと評判を支える仕様
MAVIC ELLIPSEの評判を支えているのは、高い技術力に裏打ちされた充実したスペックです。以下の表に主要仕様をまとめます。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ホイールサイズ | 700c |
| タイプ | クリンチャー |
| 推奨タイヤ幅 | 23mm〜28mm |
| リム素材 | Maxtal アルミニウム合金 |
| リム高さ | 30mm |
| リム内幅 / 外幅 | 15mm / 18mm |
| スポーク数 | 前後20本(エアロブレード形状) |
| スポーク組み方 | フロント:ラジアル組み / リア:2クロス組み |
| ハブ間隔 | フロント100mm / リア120mm(トラック規格) |
| ベアリング | QRM+カートリッジベアリング |
| リアハブ | 両切り(ダブルフィックスド) |
| 重量(フロント) | 約955g |
| 重量(リア) | 約1,040g |
| 重量(前後セット) | 約1,995g |
| 価格帯(前後セット) | 約77,000円〜99,000円 |
前後セットで約2,000g弱というのは、アルミ製トラックホイールとしては軽量な部類に入ります。中古市場やオークションでは44,000円から63,000円程度で取引されることもあり、コストパフォーマンスの面でも評判が高いポイントです。
MAVIC ELLIPSEの技術的特徴が評判を支える理由
Maxtal(マクスタル)リムの優れた耐久性と剛性
MAVIC ELLIPSEの評判を支える中核技術のひとつが、Maxtal(マクスタル)リムです。Maxtalは従来の6106アルミ合金と比較して約30パーセント高い耐摩耗性を実現しながら、軽量性と高い剛性を両立したMAVIC独自のアルミニウム合金素材です。リム高さは30mmで、ロープロファイル過ぎずディープリム過ぎない絶妙なバランスにより、適度なエアロダイナミクス効果を発揮しつつ横風の影響を受けにくい安定した走行が可能です。
リムの接合部にはSUP(Soudage Usinage du Profil)技術が採用されています。これはリムをアーク溶接した後に切削加工を施す方法で、接合部を滑らかかつ強靭に仕上げます。ピン接合やスリーブ接合と比較して真円度が高く、製品としての精度の高さが評判につながっています。
エアロブレードスポークによる空力性能と美しいデザイン
スポークには扁平な断面形状を持つエアロブレードタイプが採用されています。一般的な丸断面のスポークと比較して空気抵抗が低減され、高速域での走行性能に貢献します。前後ともに20本という構成は、従来のトラックホイールに多い32本組みと比較すると大幅に少ない本数です。しかし、エアロブレード形状のスポークは1本あたりの剛性が高いため、少ない本数でも十分な強度と剛性を確保しています。
フロントホイールにはラジアル組みが採用され、横方向の剛性が高くすっきりとした見た目を実現しています。リアホイールは2クロス組みで、左右ともに五芒星パターンを描く独特で美しいスポークパターンが特徴です。この美しいデザインは見た目を重視するライダーからも高い評判を得ています。
スポークはストレートプル方式を採用しています。従来のJベンド方式はスポークの端が曲がっているため応力が集中しやすいですが、ストレートプル方式ではスポークに無理な力がかからず破損リスクが低いのが特長です。耐久性に優れた設計がELLIPSEの信頼性を支えています。
QRM+ベアリングの滑らかな回転性能
ハブに搭載されたQRM+(Quality Rolling Mavic Plus)ベアリングは、MAVICが誇る高品質ベアリングシステムです。マイクロアジャスタブル構造によりベアリングの締め付け具合を最適に調整できます。C3内部クリアランスを持つダブルシールドベアリングにより、あらゆる速度域で滑らかな回転を実現します。
QRM+ベアリングの大きな利点は、ユーザー自身でのメンテナンスが比較的容易な点です。ベアリングの状態を確認し、必要に応じてグリスアップや交換を行うことができます。長期使用レビューでは、数年間ノーメンテナンスでも初日と変わらない滑らかさを維持していたという報告もあり、品質の高さがうかがえます。
両切りリアハブによるギア比変更の利便性
MAVIC ELLIPSEのリアハブは、左右両側にコグ(固定ギアの小さな歯車)を取り付けることができる両切り(ダブルフィックスド)構造を採用しています。左右に異なる歯数のコグを装着しておくことで、ホイールを裏返すだけで瞬時にギア比を変更できる実用的な機能です。
たとえば、練習時には軽めのギア比(フロント48T / リア17T)で走り、レース時には重めのギア比(フロント48T / リア15T)に切り替えるといった使い方ができます。バンクでのトレーニングやストリートでの使用において、この機能は非常に重宝されています。
MAVIC ELLIPSEの評判をユーザーレビューから検証
加速性能の評判は高評価
MAVIC ELLIPSEの加速性能は非常に高く評価されています。前後セットで約2,000g弱という軽量さは、ペダルを踏み込んだ際のレスポンスの良さとしてダイレクトに体感できます。固定ギアの特性と相まって、「踏めば踏むほど応えてくれる」という感覚が味わえるという声が多く寄せられています。ピストバイクの醍醐味である加速感を存分に楽しめるホイールとして、初心者から経験豊富なライダーまで幅広い支持を集めています。
巡航性能の評判も良好
30mmのリム高さによるエアロ効果は、高速巡航時に効果を発揮します。フラットなリム(リム高さ20mm以下)からの乗り換えでは、速度維持が楽になったと感じるライダーが多いです。ただし、50mm以上のディープリムほどの劇的なエアロ効果までは期待できないため、その点は理解しておく必要があります。日常的なライドや練習での巡航においては十分な性能を発揮するホイールです。
剛性バランスの良さが評判の理由
エアロブレードスポークとストレートプル方式の組み合わせにより、横方向の剛性は十分に確保されています。スプリント時にホイールがよれる感覚はなく、踏力がロスなくリアタイヤに伝わるという評価です。一方で、過度に剛性が高いわけではないため、長時間のライドでも疲労が蓄積しにくいという意見もあります。トレーニングからレースまで幅広く対応できるバランスの取れた剛性感が、多くのライダーから評判を得ている理由です。
耐久性の評判は抜群
MAVIC ELLIPSEの耐久性に関する評判は非常に優れています。GearJunkieというメディアでは、約10,000マイル(約16,000km)にわたる長期テストの結果が報告されています。約4年間の使用を経ても、ホイールは健全な状態を維持していました。ハブベアリングは初日と変わらない滑らかさで回転し、スポークの緩みも一切発生しなかったとのことです。別のユーザーからは20,000km以上の走行でもほぼトラブルフリーであったという報告もあります。アルミリムの耐久性、ベアリングの品質、スポークの信頼性のいずれもが長期使用に耐えうる水準であることが実証されています。
気になる点として挙がる評判
MAVIC ELLIPSEの評判は全体的に良好ですが、一部注意すべき点も報告されています。
フロントハブについては、使用開始から数週間でフロントスピンドルにわずかな遊びが生じ、半年ほどの使用で若干増加したという報告があります。ただし、QRM+ベアリングのマイクロアジャスタブル構造により、適切な調整で解消できる可能性が高いとされています。
ハブ部分の錆に関しては、雨天走行後や洗車後に水分をしっかり拭き取り、防錆対策を行うことで予防が可能です。また、長期使用においてリム上のデカール(ステッカー)が剥がれ始めるという報告もありますが、走行性能への影響はなく外観上の問題にとどまります。
MAVIC ELLIPSEと上位モデルELLIPSE PRO CARBON 65 USTの違い
MAVICのELLIPSEシリーズには、上位モデルとしてELLIPSE PRO CARBON 65 USTが存在します。どちらを選ぶべきか迷う方も多いため、両モデルの違いを整理します。
| 項目 | ELLIPSE | ELLIPSE PRO CARBON 65 UST |
|---|---|---|
| リム素材 | Maxtal アルミニウム合金 | フルカーボン |
| リム高さ | 30mm | 65mm(NACA翼型プロファイル) |
| リム幅 | 18mm | 26mm |
| タイヤシステム | クリンチャー | USTチューブレス対応 |
| スポーク数 | 前後20本 | 前後20本 |
| スポーク組み方 | ラジアル / 2クロス | 3クロス |
| 最適タイヤ幅 | 23〜28mm | 25mm |
ELLIPSE PRO CARBON 65 USTはフルカーボンリムを採用した本格的なレース用ホイールです。リム高さ65mmのディープリムは、アルミモデルの30mmと比較して圧倒的なエアロダイナミクス効果を発揮します。NACA翼型プロファイルと呼ばれる航空力学に基づいたリム断面形状により、空気抵抗の低減と横風安定性を両立しています。USTチューブレス対応のため、インナーチューブなしでのタイヤ装着が可能で、転がり抵抗の低減やグリップ力の向上、シーラントによるパンク自動修復といったメリットがあります。
ただし、カーボンモデルの価格はアルミモデルの数倍となります。カーボンリムは強い衝撃に対してアルミリムよりも脆い面もあります。レースでの勝負にこだわるならELLIPSE PRO CARBON 65 UST、日常的なトレーニングからストリートライドまで幅広く使いたいならスタンダードなELLIPSEという使い分けが一般的です。ストリートでの日常使用やトレーニング用途を主とする場合は、コストパフォーマンスに優れたアルミモデルのELLIPSEが適切な選択となるケースが多いです。
MAVIC ELLIPSEと競合製品の評判を比較
Miche Pistard(ミケ ピスタード)との評判の違い
イタリアのMiche社が製造するPistardは、MAVIC ELLIPSEと同価格帯に位置するトラックホイールです。大きなフランジのハブとミディアムプロファイルのアルミリムを特徴とし、カップ&コーン方式のベアリングを採用しています。カップ&コーンベアリングはベアリングの玉当たり調整を自分で行いやすいというメリットがある一方、MAVIC ELLIPSEのQRM+カートリッジベアリングは調整の手間が少なく初期状態の性能が長期間維持されやすいという利点があります。デザイン面ではMiche Pistardがクラシカルなイタリアンスタイルであるのに対し、MAVIC ELLIPSEはモダンでスタイリッシュな印象です。
手組みホイールとの評判の違い
H Plus Son社のArchetypeリムにDT Swissのトラックハブを組み合わせた手組みホイールも、MAVIC ELLIPSEの対抗馬として評判の製品です。手組みの最大の利点はリム、ハブ、スポークをそれぞれ好みのものに選べるカスタマイズ性にあります。スポークが折れた場合でも汎用パーツで補修が可能です。
MAVIC ELLIPSEは専用のストレートプルスポークを使用しているため、スポーク交換の際はMAVIC純正パーツが必要となります。ただし、長期テストで示されているようにELLIPSEのスポークが折れるケースは極めて稀であり、実用上は大きなデメリットになりません。手組みホイールは組む職人の技術によって品質が左右されますが、完組みのELLIPSEは工場出荷時点で一定の品質が保証されている安心感があります。初めてトラックホイールを購入する場合には、品質が安定した完組みホイールであるMAVIC ELLIPSEを選んでおけば間違いないと言えます。
MAVIC ELLIPSE購入時の注意点と偽造品への対策
MAVIC ELLIPSEは人気の高いホイールであるため、偽造品(コピー品)の流通には十分な注意が必要です。MAVICは公式に偽造ホイールに関する注意喚起を行っています。特に中国系のオンラインショップやオークションサイトにおいて偽造品が出回っており、品質は正規品とは大きく異なり安全上の深刻なリスクを伴います。
偽造品を見分けるポイントは複数あります。低品質のステッカーやデカールの質感が正規品と異なること、ハブにMAVICのロゴがないまたはロゴの仕様が正規品と異なること、Jベンドスポークを使用していること(正規品はストレートプルスポーク)、スポーク本数やリムの高さ・幅が正規品と異なること、価格が相場よりも極端に安いこと、商品が中国から発送されること、販売者の住所が不自然であることなどが挙げられます。
偽造ホイールはリムの剛性不足やコグの取り付け精度の低さなど、走行中に重大な事故につながる可能性のある欠陥を抱えていることがあります。日本国内では、MAVIC正規取扱い自転車ショップ(ワイズロード、ブルーラグ、グランピーなど)や大手通販サイトの正規販売店(サイクルヨシダ、バイクコンポーネンツなど)での購入が安心です。並行輸入品は保証やアフターサービスに制限がある場合があるため、長く使用する製品であることを考慮すると正規輸入品を選択する方が安心です。
MAVIC ELLIPSEのメンテナンス方法と長持ちさせるコツ
MAVIC ELLIPSEを長期間にわたって良好な状態で使用するためには、適切なメンテナンスが欠かせません。日常的なケアとしては、走行後に乾いた布でリム、スポーク、ハブの汚れを拭き取ることが基本です。水洗いする場合は石鹸水を使用し、高圧洗浄機はベアリングへの水の浸入を防ぐために避ける必要があります。スポークテンションの確認も定期的に行い、手でスポークを握って均一なテンションかを確認します。
ベアリングのメンテナンスについては、一般的に1,000km走行ごとの点検が推奨されています。QRM+ベアリングはカートリッジ式であるため、専用工具があれば比較的容易にアクセスできます。ベアリングの回転に引っかかりや異音がある場合は、グリスアップまたはベアリングの交換が必要です。MAVICの純正グリスまたは推奨グリスの使用が望ましいとされています。
リムの状態は定期的に確認し、振れ(真円からのズレ)やクラック(亀裂)の有無を目視でチェックします。リムの振れが大きい場合はスポークテンションの調整(振れ取り)が必要です。タイヤについては、リム内幅15mmに対して23mmから28mmのタイヤが適合します。トラック使用の場合は23mmから25mm、ストリート使用の場合は25mmから28mmが一般的です。空気圧は使用するタイヤの推奨値を守り、定期的に確認することが大切です。
MAVIC ELLIPSEの評判からわかるおすすめの人
MAVIC ELLIPSEは、ピストバイクを始めたばかりの初心者で最初の1本として信頼できるホイールを求めている方に最適です。トラック競技のトレーニング用ホイールとしても、ストリートでピストバイクを楽しむためのホイールとしても、高いコストパフォーマンスを発揮します。長く使える耐久性を重視する方や、ギア比を頻繁に変更したい方にとっては両切りハブの恩恵が大きく、見た目のカッコよさを重視する方にはエアロブレードスポークの五芒星パターンが魅力となります。
一方で、レースで上位入賞を本気で狙う上級者にはELLIPSE PRO CARBON 65 USTや他社のカーボンホイールの検討をおすすめします。超軽量ホイールを求めている方にはカーボンホイールの方が適しています。チューブレスタイヤを使いたい方には、ELLIPSEはクリンチャー専用のため対応していない点に注意が必要です。
ピストバイクにおけるホイール交換の効果とMAVIC ELLIPSEの評判
ピストバイクにおけるホイール交換は、走行性能に直結する最も効果的なカスタマイズのひとつです。ピストバイクは変速機構を持たないため、ホイールの重量差や剛性の違いがロードバイク以上にダイレクトに体感できます。完成車に付属する無名ブランドの重いホイールからMAVIC ELLIPSEに交換した場合、その変化は劇的であるという声が多く寄せられています。前後セットで数百グラム以上の軽量化が実現するケースが多く、信号待ちからの発進が軽くなった、巡航速度の維持が楽になった、路面からの振動がマイルドになり長時間ライドでの疲労が軽減された、加速時のレスポンスが向上しペダリングが楽しくなったといった体験が報告されています。
ホイールの重量が走りに影響を与える理由は、回転慣性モーメントにあります。ホイールは回転体であるため、単純な静止重量だけでなくリム外周部の重量が走行に大きく影響します。MAVIC ELLIPSEのMaxtalアルミリムは軽量でありながら十分な剛性と耐久性を確保しており、この物理的な恩恵を最大限に享受できる設計です。自転車のパーツの中で「最もコストパフォーマンスの高いアップグレード」と言われるホイール交換において、MAVIC ELLIPSEはまさに最適な選択肢のひとつです。
ピストバイクそのものの魅力についても触れておきます。ピストバイクはペダルとリアホイールがチェーンで直結した固定ギアの自転車で、フリー機構や変速機を持たない極めてシンプルな構造です。本来は競輪場やバンクでのレースに使用される競技用自転車ですが、2000年代にアメリカ・ニューヨークのメッセンジャーたちがシンプルでメンテナンスが容易なピストバイクを愛用していたことから、ストリートカルチャーとして世界中に広まりました。日本でも2000年代半ばから東京を中心にピストバイク文化が花開き、「最後のストリートカルチャー」とも呼ばれるムーブメントが多くの若者を惹きつけました。こうしたピストバイク文化の広がりとともにトラック用ホイールへの注目も高まり、性能、価格、信頼性のバランスに優れたMAVIC ELLIPSEが圧倒的な支持を集めるようになったのです。

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