シマノ BR-R7170の評判は?105油圧ディスクブレーキを徹底解説

スポンサーリンク
パーツ

※商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

シマノ BR-R7170は、105シリーズに属する油圧ディスクブレーキキャリパーとして、多くのサイクリストから高い評価を得ている製品です。上位グレードであるDURA-ACEやULTEGRAから継承した技術を搭載しながら、コストパフォーマンスに優れた選択肢として人気を集めています。実際のユーザーからは「軽い力で確実な制動力が得られる」「長い下り坂でもブレーキフェードしにくい」「音鳴りが少なく快適」といった評判が寄せられており、ホビーライダーからレースを視野に入れたサイクリストまで幅広い層に支持されています。

この記事では、BR-R7170の詳細なスペックから技術的特徴、上位グレードとの比較、メンテナンス方法、そして実際の使用感まで、購入を検討している方が知っておくべき情報を網羅的に解説していきます。2022年に登場したこの油圧ディスクブレーキキャリパーが、なぜこれほど高い評価を受けているのか、その理由を詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

シマノ BR-R7170とは?105シリーズ油圧ディスクブレーキの概要

BR-R7170は、シマノのロードコンポーネント「105」シリーズ(R7100系)に属するハイドローリック(油圧)ディスクブレーキキャリパーです。この製品は2022年に発表された新型105シリーズの一部として登場し、電動変速システム「Di2」との組み合わせを前提として開発されました。従来の機械式変速と組み合わせる場合は、機械式専用のSTIレバー(ST-R7120)との併用となります。

ロードバイクの世界では、2020年頃からハイエンドバイクの多くでリムブレーキが姿を消し、ディスクブレーキへの移行が急速に進みました。100年以上続くロードバイクの歴史の中で、ブレーキシステムの大変革がわずか10年弱という短期間で完了したことは特筆に値します。BR-R7170は、このディスクブレーキ時代において、シマノが投入したミドルグレードの主力製品として位置づけられています。

キャリパー単体での参考重量は123gで、フラットマウント規格を採用しています。使用するオイルはシマノ純正のミネラルオイルで、ホースジョイントはストレートタイプとなっています。適合するブレーキパッドはL05A、K05S、L04Cの3種類で、推奨されるディスクローターはSM-RT70またはSM-RT64です。

スポンサーリンク

BR-R7170の評判を支える技術的特徴

パッドクリアランス10%拡大による快適性向上

BR-R7170の評判を高めている最も注目すべき進化点の一つが、パッドクリアランスの10%拡大です。これは上位グレードのDURA-ACEやULTEGRAと同様の改良で、ライド中にパッドとローターが接触しにくくなりました。

この改良により、ダンシング(立ち漕ぎ)した際に発生しがちな「シャリシャリ」という擦れ音が大幅に軽減されます。ディスクブレーキ特有の音鳴り問題は多くのユーザーを悩ませてきましたが、この10%のクリアランス拡大によって、ノイズのない快適な操作が可能となりました。さらに、より広いコントロールゾーンを確保することで、繊細なスピードコントロールが実現しています。急ブレーキだけでなく、緩やかな減速も思いのままにコントロールでき、この点がユーザーからの高い評判につながっています。

アイステクノロジーによる放熱性能

シマノ独自の「アイステクノロジー(ICE TECHNOLOGIES)」は、BR-R7170の重要な技術要素です。ブレーキを酷使する長い下り坂では、ディスクブレーキローターとパッドが過熱し、ブレーキングパフォーマンスに悪影響を及ぼす「ブレーキフェード」現象が発生する恐れがあります。

アイステクノロジーは、ディスクブレーキローターとパッドの両方に冷却効果を高める技術を採用し、安定したブレーキングパフォーマンスを実現します。シマノが公表している具体的な効果としては、温度低下が100度C、ブレーキ制動力向上が+5%、パッド寿命向上が+10%となっています。これらの数値はステンレススチール製ディスクブレーキローターとの比較によるものです。

また、ICE TECHNOLOGYピストンは軽量化、高剛性、放熱性のすべてを高い次元で達成しています。軽量素材から作られた2ピストン油圧キャリパーは、優れたパフォーマンスとメンテナンス性を両立させており、長距離ライドや峠を走るサイクリストからの評判が特に高い技術です。

ワンウェイブリーディングでメンテナンスが容易に

「ワンウェイブリーディング」は、油圧システムへの空気混入を防止し、素早く簡単にブリーディング(エア抜き)作業が行えるよう開発された技術です。従来の油圧ブレーキでは、ブリーディング作業にはある程度の経験と技術が必要とされていました。

しかし、BR-R7170ではキャリパーをフレームから取り外すことなくブリーディングができるようになり、メカニックにとっての使い勝手が大幅に向上しています。これは特にショップでのメンテナンス時間短縮に貢献するだけでなく、自分でメンテナンスを行うDIY派のサイクリストにとっても大きなメリットとなっています。

スポンサーリンク

フラットマウント規格の特徴と互換性

BR-R7170が採用する「フラットマウント」は、シマノが提唱した規格です。その名の通り、取り付け部分がフラットで、ネジ止め部より本体がフレーム側に出っ張らないのが特徴となっています。

フラットマウントの主な特徴として、使用ネジサイズがM5であること(ポストマウントはM6)、対応ローターサイズは140mmまたは160mmであること、ロードバイク向けに設計されておりコンパクトな設計が可能であること、エアロダイナミクスを意識したデザインが可能であることが挙げられます。

一方、MTBで主流のポストマウントは最大220mm径のローターに対応し、より大きな制動力が必要なオフロード用途に適しています。フラットマウントのキャリパーはポストマウント台座には取り付けられませんが、逆にポストマウントのキャリパーはアダプターを使用することでフラットマウント台座に装着可能です。BR-R7170のリアマウント対応は10mm、15mm、20mm、25mm、30mm、35mmと幅広いオプションが用意されています。

スポンサーリンク

DURA-ACE・ULTEGRAとの比較で見る評判のポイント

上位グレードから継承された技術

新型105 R7100シリーズの大きな特徴は、上位グレードの技術を多く継承している点です。ディスクブレーキキャリパー(BR-R7170)のデザインも上位グレードを再現しており、コンパクトな形状を実現しています。

主な共通点として、パッドクリアランス10%拡大、アイステクノロジーの採用、STIレバー形状(握りやすい形状)、リーチアジャスターの採用(105グレードでは初)、12速化による滑らかな変速があります。特にSTIレバーについては、評判の良い新型DURA-ACEやULTEGRAと同じ形状を採用しており、手への収まりが良く、長時間握っていても疲れにくいと評価されています。

上位グレードとの機能差

一方で、コスト面での制約から、いくつかの違いも存在します。最も大きな違いは「サーボウェーブ機構」の有無です。105にはブレーキのフィーリングを向上させるサーボウェーブ機構が搭載されていません。この機構は、パッドがローターに当たるまでは素早く動き、当たってからは微調整できるように細かく動くという特性を持っており、DURA-ACEやULTEGRAでは採用されていますが、105では省略されています。

リアディレイラーの変速技術について、105はハイパーグライド、アルテグラ以上はハイパーグライド+を採用しています。変速性能はアルテグラ以上の方が優れているとされますが、リアに関してはその差は比較的小さいと評価されています。

DURA-ACEやULTEGRAのSTIレバー先端上部にあるファンクションスイッチが、105 Di2では省略されています。このスイッチはGARMINなどのサイクルコンピューターの画面スクロール操作に使用できるもので、上位グレードとの差別化ポイントとなっています。

グループセット全体での重量比較では、105 R7100が2,770g、アルテグラR8100が2,523g、デュラエースR9200が2,288gとなっており、105とアルテグラの重量差は247gです。

制動力についての評判

ブレーキの制動力について、デュラエースと105の間には確かに差があるという指摘があります。デュラエースには左右のアームを繋いで強度を増すブースターが付属しており、剛性が高く制動力の強さにも繋がっています。

しかし、105でも十分な制動力があり、路面状況が悪くても急坂の下りでも制動力に不安を感じることはないとされています。過酷な条件やプロ並みのブレーキングが必要でなければ、105で必要十分というのが多くのユーザーの評価であり、コストパフォーマンスを重視するサイクリストからの評判は非常に高いです。

スポンサーリンク

BR-R7170に適合するブレーキパッドの選び方

BR-R7170に対応するブレーキパッドは、L05A、K05S、L04Cの3種類です。それぞれの特徴を理解し、用途に合わせて選択することが重要となります。

L05A-RF(フィン付きレジンパッド) は、放熱性に優れたフィン付きのレジンパッドです。アイステクノロジー対応で、長い下り坂などでブレーキを使い続けてもフェードしにくい特性を持っています。BR-R7170購入時に付属するのもこのパッドであり、標準的な選択と言えます。

K05S-RX(フィン無しレジンパッド) は、フィンがないため放熱性能はL05Aより低いですが、その分価格が抑えられています。K03Sの後継品で、耐摩耗性が50%向上(寿命が1.5倍)しています。

L04C(フィン付きメタルパッド) は、メタル素材のパッドで、レジンより制動力が高いですが、音鳴りが発生しやすい傾向があります。

型番の違いについて、スタンダードなパッドはK型番、放熱フィン付きパッドはL型番となっています。フィン付きパッドはブレーキ中にパッドとローターの摩擦面が数百度に達する熱を効率的に逃がし、長時間のブレーキ時にフェードしにくいメリットがあります。特に長い下り坂を走行することが多いサイクリストには、フィン付きパッドがおすすめです。一般的には、「レジンのフィン付き」(L05A-RF)を選んでおけば間違いありません。

スポンサーリンク

推奨ディスクローターの比較

SM-RT70(105グレード)の特徴

SM-RT70は105グレードのディスクブレーキローターで、BR-R7170との組み合わせが推奨されています。構造はステンレス・アルミ・ステンレスの3層サンドイッチ構造(アイステクノロジー)を採用しており、アルミニウムの中心層にステンレススチールの外層を重ねることで、放熱性能を強化しています。

サイズ別の重量は、203mmが193g、180mmが159g、160mmが133g、140mmが121gとなっています。軽量でブレーキノイズを軽減し、パッドを長持ちさせる効果があります。アイステクノロジーによる放熱性能の高さが最大の特徴で、長い下り坂などでブレーキを酷使する場面でもブレーキフェードを防ぎやすくなっています。価格は2,678円(税抜)程度で、ロードバイク用ディスクローターとしては中価格帯に位置します。

SM-RT64(DEOREグレード)との違い

SM-RT64はMTBパーツのDEOREグレードに属するローターで、より低価格な選択肢として存在します。構造はステンレスの一枚板構造で、アイステクノロジー(アルミサンドイッチ)は採用されていません。160mmサイズで約139g(実測値)とSM-RT70よりやや重くなっています。

価格は2,075円(税抜)程度とSM-RT70より安価ですが、価格差は600円程度とそれほど大きくありません。放熱性能では劣るため、特にこだわりがなければSM-RT70以上のグレードを選ぶことが推奨されます。

スポンサーリンク

油圧ディスクブレーキのメンテナンス方法と費用

ブリーディング(オイル交換)の基本

油圧ディスクブレーキのメンテナンスで最も重要なのが、ブリーディング(オイル交換・エア抜き)作業です。購入後1〜2年経過している場合は、定期的なメンテナンスが推奨されます。

基本手順としては、まずブラケットのカバーをめくり、ブリーディング用のボルトを2.5mmのアーレンキーで外します。ボルトにはOリングが付いているので、紛失しないよう注意が必要です。次にボルトを外した箇所にシマノのブリーディングキット付属の専用オイルファンネルを取り付け、ミネラルオイルを十分に入れます。オイルファンネルを傾け過ぎると空気が入りやすいので注意が必要です。

キャリパー側では、ブリードニップルにチューブを取り付け、廃油をキャッチするためのビニール袋をチューブの反対側にテープで固定します。ブリードニップルのナットを緩めて、ホースとキャリパーに溜まっている古いミネラルオイルを流し出します。チューブを経由して流れ出すミネラルオイルの色をチェックし、濃いピンク色に変われば入れ替え完了の合図となります。

メンテナンス費用の目安

ショップに依頼する場合、オイル交換のみで4,000〜5,000円程度、オイル交換+パッド交換+再調整一式で1ヶ所約10,000円が目安となります。DIYで行う場合は、シマノの純正ブリーディングキットを購入して2回作業すれば、ショップに頼むより安く済む計算になります。ただし、最近のSTI(R9100系以降)はじょうごにアダプターが必要など、専用工具が必要となる点に注意が必要です。

メンテナンス時の重要な注意点

最も重要な注意点は、ブレーキパーツに油分を絶対に付けないことです。手の皮脂や、パーツクリーナーに含まれる微量の油分でさえも、パッドやローターに付着するとブレーキが効かなくなる原因となります。一度油分が付着してしまうと、ローターとパッドの両方を交換する必要が生じる場合があります。

また、ブリーディング作業前にブレーキパッドをブリーディングスペーサーに交換しておくと、万が一のオイル漏れでパッドがダメになることを防げます。専門的な技術が必要な箇所については、無理をせずショップに任せることも賢明な選択です。

スポンサーリンク

油圧ディスクブレーキのメリットとデメリット

制動力と操作性におけるメリット

BR-R7170のような油圧ディスクブレーキには、リムブレーキと比較して多くのメリットがあります。リムブレーキと比べて軽いレバープルで強い制動力を発揮し、「カチッと効くがロックするほどではなく、軽い力でブレーキコントロールできる」と評されています。一度ディスクブレーキに慣れるとリムブレーキには戻れないという声も多く聞かれます。

雨天時でも制動力低下がほとんどないのも大きなメリットです。リムブレーキでは雨天時にブレーキ性能が大幅に低下しますが、ディスクブレーキではその心配がほぼ不要となります。カーボンホイールでも変わらない制動力を発揮し、リムブレーキではカーボンリムの耐熱性や制動力に制約があった問題も解消されています。

タイヤ選択の自由度も向上しています。リムブレーキではタイヤをまたぐようにキャリパーを設置する必要があるため、タイヤ幅に制限がありました。ディスクブレーキではタイヤ周辺に干渉物がないため、より太いタイヤが使用可能となります。停車時に予備動作なしで停車でき、危険予測の判断が遅れた場合でもリカバリーできる安全マージンがあることも評価されています。

考慮すべきデメリット

一方で、いくつかのデメリットも存在します。システム全体で300〜400g程度の重量増加が発生するため、軽量性を重視するヒルクライマーにとっては気になるポイントとなります。油圧システムのブリーディングには専門知識と技術が必要で、パッドとローターの両方が消耗品となるため、定期的な交換が必要です。

パッドとローターの隙間は非常に狭く、ローターの歪みで音鳴りすることがあります。ホイールの脱着時にローターに触れてしまうと歪みの原因になることもあります。ディスクやローターに油分が付着すると制動力が著しく低下するため、洗車や注油の際は細心の注意が必要です。パーツ全体がリムブレーキより高価で、トラブル時の対応費用も高くなりがちです。

スポンサーリンク

105 Di2システムとしての使用感と評判

Di2との組み合わせによる快適性

BR-R7170は、105 Di2システムの一部として使用することで真価を発揮します。電動シフトはスイッチ操作なので、指から手首にかけての力がほぼ不要で、軽いタッチで変速でき、長押しで多段シフトにも対応しています。機械式では2段、3段と変速するごとに操作角度が大きくなりますが、Di2では一定の操作で何段でも変速可能です。

105 Di2のブラケットはコンパクトで握りやすく、指がブラケット下部までしっかりかかるため、バイクコントロールがしやすい形状になっています。特に手が小さい人にとっては大きなメリットとなります。Di2はワイヤー交換が不要であり、落車などがなければ基本調整は精度を保ったまま長期間安心したライドが楽しめます。

105 Di2ならではの特徴

105 Di2のSTIに入れるCR1632電池は左右2枚ずつ(計4枚)必要です。アルテグラやデュラエースは左右1枚ずつ(計2枚)のため、105はメンテナンス間隔が2倍になるというメリットがあります。リアスプロケットは11-34Tの他、デュラエースやアルテグラにはない11-36Tもラインナップされており、激坂対応のギア装備が可能です。12速化によりギアの落差も少なくなり、滑らかな変速が実現しています。

リアディレイラーのボタンをダブルクリックすることで、マニュアル→フルシンクロシフト→セミシンクロシフトとシフトモードを切り替えられる「シンクロシフト機能」も搭載されています。

スポンサーリンク

価格とコストパフォーマンスの評判

105 R7100 Di2のグループセット(油圧ディスクブレーキ仕様)の定価は約212,947円(税込)です。一方、機械式105(R7100系)のフルセットは約13〜14万円で、両者の価格差は約8万円となります。上位グレードとの比較では、アルテグラ Di2 R8100が定価284,720円(税込)で、105 Di2との価格差は約7万円です。

105は「シマノがコストパフォーマンスを重視して作っているグレード」と位置づけられています。ミドルグレードでありながらレースを想定して開発されており、どんなシーンでも満足できる性能を持ちます。「Di2を最も手頃に買えるのは105」という点は大きな魅力で、予算を抑えてフレームにお金をかけるという選択も可能になります。ストレスフリーな変速を求めるなら電動変速のメリットは非常に大きく、価格差も綺麗に並んでいるため「高すぎる」「コスパが悪い」とは言えないという評価が多く寄せられています。

スポンサーリンク

ブレーキホースの選び方と注意点

BR-R7170に推奨されるブレーキホースは「SM-BH90」シリーズです。シマノの油圧ブレーキホースには主にBH59とBH90の2種類がありますが、BR-R7170にはハイパワーホースであるBH90の使用が必須となります。BH59とBH90の主な違いは内径にあり、SM-BH90指定のブレーキキャリパーにSM-BH59(スタンダードホース)を使用すると、ブレーキ本来の制動力が発揮されず、スポンジのような感触(スポンジフィール)となってしまいます。

ホース交換時の重要な注意点として、オリーブとコネクターインサートは再使用厳禁です。これらのパーツを再使用すると、ブレーキが効かなくなり転倒して重傷を負う可能性があります。ブレーキホースを切断する際は、切断面が垂直になるようにする必要があり、斜めに切断されたホースを使用すると油漏れの原因となります。SM-BH59とSM-BH90はホース内径が異なるため、専用のインサートを使用する必要があり、SM-BH59用はゴールド、SM-BH90用はシルバーと色分けされています。締付トルクは5-7N・mで管理することが重要です。

ブレーキホースも消耗品であることを忘れてはなりません。長期間使用すると、バンジョーとホースの継ぎ目が弱くなり、レバーを握ると膨らむ症状が出ることがあります。このような状態になるとブレーキの効きが悪化するため、オイル交換のタイミングでホースも点検し、必要に応じて交換することをおすすめします。

スポンサーリンク

輪行時に必要なパッドスペーサーと注意事項

油圧ディスクブレーキを搭載したロードバイクを輪行する際、最も重要なのがパッドスペーサーの使用です。油圧式ディスクブレーキでは、ホイールを外してローターがない状態でブレーキレバーを握ると、キャリパー内のピストンが飛び出してしまい、パッドが元の位置に戻らなくなります。こうなるとホイールがはめられなくなり、出先では非常に困った事態となります。

マイナスドライバーなどでこじ開ければ戻せますが、出先で工具を持っていないこともあります。そのため、ホイールを外しているときは必ずパッドスペーサーを挿入する必要があります。なお、機械式ディスクブレーキはホイールを外した状態でレバーを握ってもピストンが元の位置に戻るため、パッドスペーサーは不要です。

パッドスペーサーにはシマノ純正品とサードパーティ製(オーストリッチ、BBBなど)があります。スペーサーを忘れた場合の代用として、厚紙を折り曲げて使用することも可能ですが、油分がついているとブレーキパッドに付着して音鳴りが発生するので、きれいな紙を選ぶ必要があります。

輪行時はディスクローターの保護も重要です。ディスクローターはフレームや輪行袋を傷つけてしまったり、逆にローターが曲がってしまう恐れがあるため、専用のローターカバーを使用してしっかり保護することが推奨されます。油圧ディスクブレーキの自転車を長時間輪行する場合は、パッドスペーサーを付けた状態でレバーを固定しておくとエア噛み防止になります。ディスクブレーキロードの輪行では、スルーアクスルの採用とリアエンド幅の違いにより、ディスクブレーキ専用のエンド金具が必要となる場合もあります。

スポンサーリンク

BR-R7170がおすすめな人の特徴

BR-R7170を含む105 Di2システムは、電動変速を手頃な価格で体験したい人に特におすすめです。Di2システムを最も低価格で導入できるのが105グレードであり、上位グレードと同様の快適な変速体験が得られます。

長距離ライドや峠を走る人にも適しています。アイステクノロジーによる放熱性能の高さは、長い下り坂でのブレーキフェード防止に効果的です。10%拡大されたパッドクリアランスにより音鳴りも軽減されており、快適なライドが可能です。

コストパフォーマンスを重視する人にとっても魅力的な選択肢です。上位グレードの技術を多く継承しながら、価格は抑えられています。実用上必要十分な性能を持ち、過酷なレース以外では不満を感じることは少ないでしょう。メンテナンス性を重視する人にも向いており、ワンウェイブリーディングによりメンテナンスが比較的容易です。ワイヤー交換不要のDi2との組み合わせで、長期間安定した性能を維持できます。

購入時の注意点として、サーボウェーブ機構やSTIレバーのファンクションスイッチなど、省略されている機能があることを理解しておく必要があります。これらが必要な場合はアルテグラ以上を検討することになります。また、油圧ディスクブレーキは定期的なメンテナンスが必要なため、近くに対応できるショップがあるか、または自分でメンテナンスできる環境があるかを確認しておくことも重要です。パッドやローターは適合品を使用する必要があり、購入前に互換性リストを確認することをおすすめします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました